NTU MBA
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学生プロフィール Intake2023

No.出身業種経験年数性別社費/私費
1IT8年男性社費
2ヘルスケア10年男性私費
3金融7年男性私費

Fさん/私費

自己紹介

直近では外資系ヘルスケ企業でコミュニケーション部門に所属しCommunication Specialistとして働いていました。アジアを中心に様々な国籍の人と働く機会があり、純ドメの私にとっては色々なハードルを感じていました。また、社内のマネージャー層にはMBAホルダーも複数名いたため、将来のキャリアを見据えMBAを志しました。

Why Nanyang MBA

今後のキャリアを考え海外経験の必要性を漠然と考えていましたが、最終的にMBA挑戦を決意したきっかけは2020年のMBA夏祭りに参加し、MBA生の話を聞いた時です。MBAに行き、このような人たちと一緒に学びたい、成長したいと素直に感じましたためです。ロケーションは最初からシンガポールと決めていました。在校生・卒業生・アドミッションに話を伺ったり、キャンパスビジットをしたうえで自分に最もフィットすると感じたNanyang MBAに決めました。

 

受験スケジュール

もともとの英語力ゼロからのスタートだったため、MBA挑戦前の段階でTOEICの勉強を始めていました。

 

2020年3月:TOEIC勉強開始(400点台)

2020年7月:MBA夏祭り参加、IELTS勉強開始

2021年1月:IELTS 5.0(TOEICは800くらいだったと思います)

2021年8月:7回目のIELTSで6.5取得、GMAT開始

2022年5月:GMATのスコアメイクができない中、出願書類準備開始

2022年7月:キャンパスビジット

2022年10月:GMAT及びGREを計7回受験するも目標点数を獲得できずアドミに相談

2022年12月:アドミに相談のうえ出願→約2週間後にinterview実施

2023年1月:年末年始挟んだため年明けにオファー、即アクセプト。

 

TOEFL / IELTS

私は幼少期から大学までスポーツ一本で突き進んできたので英語力はほぼゼロ、勉強の仕方もよく分からない状態からのスタートでした。(もしかすると)私のように英語力ゼロからMBA受験を志す方もいるかもしれませんので、IELTS前から記載します。

本当にゼロからのスタートだったため「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」と「キクタン600」、「でる1000問」、シャドーイングの教材を使いながら基礎学習及びTOEICの勉強を始めました。平日と休日の時間割を作り、ほぼ無心で日々のルーティンワークとしてこなしていきました。ここで自分に適した勉強の仕方が身についた気がします。

IELTS勉強期も同様に、最初に平日休日それぞれの時間割を作り、それをルーティンワークとしてこなしました。RとLに関しては教材はCambridgeの公式問題集で、最終的に3冊を各10週くらいやりました。Speakingに関してはUdemyのSpeakingのコースでフレーズを覚え、DMMで会話の中でアウトプットできるように練習をしていました。個人的にSpeakingのスコアは試験官との相性や問題の運もあると思います。私は6回目のIELTSでSpeaking6.0でしたが、7回目は7.0になりました。Writingに関してはある程度型を覚えた後、ネットの例題を時間を測ってひたすら練習をしていました。

GMAT / GRE

GMAT/GREは1年強費やしましたが、結局目標スコアをAchieveできなかったので、他の方の体験記を参考にしてください。個人的にはGREの方が点数が取りやすい気がしました。なおGMAT/GREともに会場・オンライン両方で受験しましたが個人的にはオンラインの方がストレスなく、自分に合っていたと思います。

エッセイ

ネットで過去のテーマを検索し、GMAT/GREと並行してエッセイ作りを進めていました。振り返ってみると、早めにエッセイに取り掛かったことが良かったと思います。アジアのMBAは欧米のスクールと比較して、合否の判断基準におけるテストスコア以外の部分の比重が比較的大きいように思いました。早めにレジュメや自分のPRポイントを整理し、キャンパスビジットなどを通じてアドミにアピールすることが大切だと思います。私は妻に壁打ち相手になってもらい、ほぼ毎日ディスカッションしていました。

推薦状

現職の上司2名に書いていただきました。

インタビュー

カウンセラーと想定Q&Aを作り、あとはオンライン英会話やカウンセラーとひたすら練習しました。ただ、キャンパスビジットの際に1時間ほどアドミと話しをしていたこともあり、インタビュー自体はほぼ世間話で終わりました。

メッセージ

私は純純純ドメの状態から一念発起してMBA合格をつかみ取りました。現在まだコースが始まったばかりですが、既に良い意味でとても刺激的な日々を送っており、MBAにきて、そしてNTUに来て本当に良かったと感じています。MBA受験は長い道のりだと思いますが、辛くなった時や諦めそうになった時は、留学に行っている半年後、1年後の自分の姿を想像してみてください。きっとその辛さをモチベーションに変えられるはずです!人生は一度きりなので、後悔の無いよう是非最後まで諦めず頑張ってください!

Cさん/社費

自己紹介

大学院を卒業後、日系IT企業に入社。様々な業界、企業のシステム構築プロジェクトを推進。会社の留学制度を利用し、Nanyang MBAに留学予定です。少しだけ海外出張はあったものの、それ以外の英語での業務経験はほぼありませんでした。

Why Nanyang MBA

Why MBA?

IT技術のコモディティ化により、技術そのものの差別化や優位性が持てない状況で今後の自社サービスの発展・維持、自身のキャリアに危機感を感じるようになった。これまでのキャリアに加え、経営スキルを得ることで競争力の高いビジネス創発に寄与できると考えたため。

 

Why Singapore?

 

・デジタル社会実装が進んでいるスマートネーションである点。

・アジアのグローバルビジネスハブである点。

・住みやすさ(治安、交通、多様な文化を受け入れる社会。)

・純粋に東南アジアが好き。旅行で度々訪れていた。ご飯美味しいし、寒くない。

 

Why Nanyang?

・ソフトスキルフォーカス、実践重視な点。

・クラスが小サイズでクラスメイトとtight-knitな関係性を紡げると思ったため。

current studentsが他校と比べて仲睦まじいことをキャンパスビジットで感じた。

受験スケジュール

2021年4月 MBA受験に興味を持ちダラダラとIELTS対策を始める。

2022年3月 社費留学生に選抜される。漸く勉強に本腰を入れる。

2022年4月 カウンセラーと契約。

2022年5月 IELTSスコア達成。その後も対策を続けるがOAスコア変わらず。

2022年6月 GMAT対策を開始。GPrepと契約。

2022年9月 シンガポール各校のアドミ、current studentsとコンタクトを取り始める。

2022年10月 NTU,NUSにキャンパスビジット。NTUのtight-knitな空気感を気に入り、志望度が強くなる。(それまではNUS贔屓であった。)

2022年11月 月末にGMATを初受験。驚愕の低スコア。

2022年12月 中旬にGMATの2回目を受験したものの出願スコアを満たせず。

年の瀬に無勉強でGREをお試し受験し、GMATを上回るスコアが出る。なんとか出願を許可され、大急ぎでエッセイに着手。

2023年1月 2ndラウンドの期限ギリギリで出願。出願後即インタビュー招待があった。

下旬にインタビュー実施。

2023年2月 中旬にNTUから合格通知。すぐにオファー受諾と入学金振り込み。

 

TOEFL / IELTS

受験当初よりIELTSのみを対策しました。

勉強開始時にまずLINGOというIELTSの塾に行きました。指導は丁寧で、演習を通して戦略を学ぶことができ、全パートとても有用に感じました。特にWritingは毎週Task1or2の課題があり、採点基準を熟知した講師の方が添削/採点をしてくれたのが良かったです。LINGO採点は本番と同様かやや辛い印象でした。また回答案も日本人が真似しやすい構成でW対策はLINGOのみで完結できました。

その後は公式問題集を中心にひたすら演習していました。純ドメはRで稼ぐのが王道ですが、私は精読を疎かにしていたためRが頭打ちになりネックとなりました。後にGMAT Verbal対策も兼ねて利用した高校受験のReading参考書がリーディング力強化に非常に有効だったことから、これを最初にやっておけばもっとIELTSもGMATも楽な展開になったと後悔しています。

2回目の受験よりコンピュータ版に移行しました。タイピングが出来る分、鬼門のWが非常に有利なのでコンピュータ版を強く勧めます。

・LINGO(特にW)

・公式問題集(R,Lのみ)

・高校受験のReading参考書

ポレポレ、英語リーディング教本、英文読解の透視図

・iKnow! (有料単語アプリ)

・中国サイト(Speaking)

・Nish (Speaking)

 

役に立たなかったもの

・紙の単語帳

・日本語の参考書

GMAT / GRE

低いスコアで終えてしまったので、Mathの話を主に。

出題範囲を網羅し、ひたすら問題を解きまくる時間浪費型のゴリ押しで安定しました。

①ジェイマス2週

②売ってるほぼすべての公式問題集を2-3週くらい

 

当初は計算に紙を使っていたのですが、かさばるしゴミが出るのでiPadに移行し、「Notability」というアプリを利用していました。下にスクロールすると無限に白紙が確保できるのでおすすめです。(意外とこういう計算用紙に適したアプリが他にはありませんでした。)

 

Verbalは公式問題集 + GPrepとAffinity(RCのみ)を契約して対策しました。AffinityのRCのセットはどちらかでよいと思います。

エッセイ

時折キャリアの棚卸しをしていたので苦労はしませんでした。妻やカウンセラーにチェックしてもらいました。

推薦状

現職の上司2名にご担当いただきました。

インタビュー

カウンセラー、先輩方に過去問題集やインタビュー情報をいただき、まずは想定問題集と回答案を作成しました。一人でブツブツ話したり、妻やSkype英会話の先生に壁打ちをしました。当日は多くは質問されず、世間話が多く、また逆質問の時間を多く設けていただくなど、終始和やかだったと記憶しています。

メッセージ

まだシンガポールに到着しそんなに時間が経っていないですが、既に日本では経験できないような日々を過ごしています。受験生活はつらい道のりかと思いますが、頑張ってください!

Aさん/私費

自己紹介

大学を卒業後、銀行6年で最初は支店に配属されてその後は本部で大企業のCVCへのコンサルやVCへのLP投資、スタートアップ支援等を行う。その後創業期向けの独立系VCにて1年半働きながらファンドレイズや管理、投資業を行う。(いわゆる純ドメ=留学・駐在経験無し、仕事でも英語を使う機会がありませんでした)その後、私費でNanyang-Waseda Double MBAに留学。

Why Nanyang MBA

VCという業界において欧米にてMBAを取られる人が多く、彼らにはとてもじゃないと勝てないなと思う中、今後ニッチな世界でも勝てるようになりたいと思い、学生時代から漫然と憧れがあった海外留学およびMBAに今チャレンジすることがベストだと考えました。

■その中でも、下記理由からアジア(特にシンガポール)に絞って考えていました。

・欧米だとエリート層と差別化ができないと思い、また最近は東南アジアのVCが日本に進出していることや日本のVCが東南アジアに投資をしているトレンドがあること

・今後も欧米人とネイティブとバリバリ英語で働いていくキャリアイメージが全くわかなかったこと

・私費での留学で資金や期間も限られていたこと

・子供が小さいこともあり、勉強時間を短期間で勝負を決めたかったこと

■そして下記理由から、Nanyang-Wasedaを選びました

・日本でのキャリア興味があるさまざまな国の同級生と濃い関係が築けること

・業界的に50代になったら最前線で働くイメージがわかず、最終的には日本の大企業で裁量を持って大きいこともしたいと思うようになりそうなので早稲田のMBAの人ともネットワークを作りたかったこと

・2023年には早稲田にVC/CVC部なるものができ、それらも自身のキャリアやネットワーク構築にプラスに働くと考えたこと

・日本人向けの奨学金が100万円-200万円とかなりの確率でいただけること

・キャリアの中断期間としてプログラム期間が1年強でNUSやHKUSTよりも短いこと

受験スケジュール

・2022年1月 MBAに行こうかなとふと思い、大学受験ぶりの英語なので大学受験の時に使っていた速読英単語をひたすら読んで、懐かしい単語を思い出していました。並行してIELTSの勉強を開始(英語を最後にやったのが2018年くらいでTOEICで730点くらい。ただそれ以降の3年近くは全く英語触れていないところからのスタート)

・2022年3月 IETLS初回受験、Overall5.5をとる

・2022年5月 カウンセラーと契約し今後の予定やCVを自分の中で作成(結果としてこのタイミングで作っておいたので後半だいぶ楽でした)

・2022年6月 IETLS6.5を取得。GMATの勉強に切り替える

・2022年7月-2023年3月 ひたすらGMATを受験(合計4回受験)。最初は500点代の点数で絶望し、年末年始は先輩の紹介で転職まで考えました笑(自分もその道もいいなと思っていたので)最後に受けた4回目のテストも全然できなかったなと思いましたが、結果として600点代に届いたためGMATを終了

・2022年10月 キャンパスビジットも兼ねてNTU、NUS、SMUを訪問して一番印象がよく、活気があるなと思ったNTUを受けることに決める(それまではNUSがいいなと思っていました)

・2023年3月上旬 最後のGMAT受験後はアドミニと連絡をとり、2023年のNanyang-Wasedaに出願。数日後にはインタビュー招待があった。

・2023年3月中旬 NTUインタビュー実施。

・2023年3月末 インタビューから1週間弱でNTUから合格通知。

・2022年4月上旬 Wasedaからも合格通知。(Wasedaからの合格通知に対しては特に対応不要。Nanyangの合格から日が空くので注意)

TOEFL / IELTS

TOEFLは一度も受験せず、IELTSに絞って対策を実施。

インプット系:リーディング・リスニングは単語を覚えて公式問題集を解くのみで自学自習で対策としては十分できました。(電車での通勤時間や子供の寝かしつけ、隙間時間に行いました)

またVOA Learning EnglishやBBC Learning Englishは毎日のように更新され、スクリプトもあるのでおすすめです。海外のニュース見てると海外ではこんなことが起こっているのかと日本にいては気づけなかったポイントも多々あり、それが自分の将来のやりたいことにもつながっているので海外視点で物事を見れるようになるという点でもおすすめです。

アウトプット系:スピーキングはrare jobでひたすら毎日50分英会話やディスカッション、ライティングはELTS ライティング徹底攻略という参考書で型を決めつつ、rare jobでライティングも添削してくれる先生を見つけて毎日1~2つの課題を書いていました。またmy tutorというサービスでも添削していだきました。これらの勉強法は自宅でしか恥ずかしくてできなかったので多くの時間を割きました。純ドメな私は即座に英語は全く出てこないので、決まったパターンや質問はライティングでもスピーキングでもあるのでそれはストックとして覚えつつなるべく暗記するようにしました(本質的ではないですが)

GMAT / GRE

GMATは4回受験しました。国立受験、かつ数学は小さい頃から得意だったのでMathは特に苦労せず、マスアカ2周ほどして英語表現だけ理解した後はスコアは安定しました。(日本語だと解けるけど、英語の文章だとわからないが多々ありました)

問題はVerbalでした。半年以上は元AGOSの中山先生のG-prepで勉強しました。終始スコアが伸びず、最終的にApplyした時の目標の点数取れた時も実感がない点数でした。24年から試験の構成が変わるはずなので参考にはならないかもしれませんが、基本的にSCとCRで点を取ろうとしていました(RCはすぐにはできるようにならないと思ったため)

エッセイ

1度転職していることや卒業後もそのままの業界を志望しているので時間はかかりませんでした。

日本語で元々整理して日本語の時点で日本人カウンセラーにチェックしてもらった後に英訳し、5往復程度したと思います。GMATの息抜きで少しずつ作成しました。

推薦状

前職の元上司、役員にお願いして2人とも快諾いただけたため、全く困りませんでした。

インタビュー

想定問題集を作り、スムーズに回答できるようになるまで1人でぶつぶつ練習しました。

当日は正直想定外の質問も多かったですが、回答に対して学校の魅力などを補足説明してくれることもあり、終始和やかで雑談ベースのインタビューでした。もう一校インタビューを行いましたが、質問の内容はもちろん、インタビュアーの雰囲気なども学校によってかなり異なり、インタビューでもNTUへのフィット感を強く感じました。

メッセージ

キャンパスビジットに来ていただくとわかりますが、都心へのアクセスは正直あまり良くないです。ただ、仕事から離れて学生同士でのディスカッションや勉強に集中したいと考える人にとって非常に良い環境です。キャンパスは非常に広く、キャンパス内に様々なショップやスーパー、銀行などがあるので、大体のことはキャンパス内で事が済みます。そのため平日はなかなかキャンパスから出ようとすら思いません笑。

2023 intakeは早稲田とのダブルディグリーも13人と例年より多く、日本人代表として彼らを引っ張っていくのはとてもいい経験だと感じています。非ネイティブといってもみなさん本当に英語ができます。また一方で、その英語力なら(点数的に)欧米も狙えるんじゃないかと思える学生が多いです。しかしながらみなさんNTUだけを受けている人が多いです(特に中国人)。

(非ネイティブ向けのビジネスコミュニケーションのコースが終わりを迎えようとしている時に記載)

最初は日本人の私もシンガポールといえばNUSと思っていましたが現地の人やアジア人からするとシンガポールの2代巨頭といった感じで今の所両校の差を感じません。NTU(1991設立)はNUS(1905設立)と違い歴史が浅いものの、近年は勢いがありNUSからテック系を特に強くした総合大学です。その中では世界ランキングでは常に上位をキープしていると思います。なので実際キャンパスビジットを行ってフィット感やプログラムの内容を見て判断するのが良いかと思います。(ランキング的にも、日本で言う東大と京大よりも差は小さいと思います)

2024年入学からNUSなど他校との学費差も大きくなり、また為替も日本円の購買力が落ちています。そのためNTUを検討し始めた方もいらっしゃるかと思います。ぜひお気軽にお問い合わせフォームや在校生のLinkedinでコンタクトしてください!

現地生活のイメージや授業内容の実際の評判などを教えていただけませんか?

2021Intakeの卒業生のブログが参考になると思います。
https://www.nekomaguro.com/

どのRoundで出願するべきでしょうか?

月並みですが、スコアを揃えて早いRoundで出願できる方が良いです。
日本人枠がおおよそ決まっているため枠が埋まってしまうと合格難易度が高まりますし、他校を受験していた受験生も受け始めるためです。

現地SIMはどこでどういう契約をすればいいでしょうか

長期滞在者用のSIMが現地のセブンイレブンやSingtelなどの店舗で手に入ります。
残高追加や期間延長もアプリからスムーズに行うことができます。観光用SIMでは有効期間が短く、残高追加や期間延長ができないケースもあるためご注意ください。

Eさん/社費

自己紹介

大学卒業後、日系医療機器メーカーに就職し、7年間製造拠点にて生産管理や原材料調達を経験しました。生活の拠点は日本にありますが、タイで生まれ、親戚が多くいたことから度々訪泰しており、以前より東南アジアに関心がありました。マレーシアの大学に1年間留学したことで、多民族・多宗教の人々が様々な困難を乗り越え共存している世界に魅了され、東南アジアの虜になりました。次はシンガポールなのでマレー半島を徐々に南下していっています。

Why Nanyang MBA

現職では海外との取引はあるもののかなり限定的だったため、長い間不満を抱いていました。かといって会社を辞める度胸も無く、社内でのキャリアシフトの布石として、MBA会社派遣に応募しました。

東南アジアを軸にキャリアを築いていきたいという想いから、シンガポールの学校を中心に見ていきました。シンガポールの中でも、会社の規定上12ヶ月以内のプログラムであること、日本人学生が少ないこと、会社が今後力をいれていくtech分野に強いということからNanyangを志望しました。

 

受験スケジュール

2020年12月   社内のMBA社費派遣説明会に参加。

2021年3月               社内のMBA社費派遣に応募。無事審査を通過し派遣決定。

2021年5月               IELTS, GMAT予備校 受講開始

2021年5月末  IELTS初受験 OA7.5

2021年7月                 予備校の友人から紹介してもらったカウンセラーと契約

2021年11月上旬         GMAT初受験 とてもここでは書けない点数をマーク

2021年11月下旬         Nanyang日本人在校生にコンタクト、応募を決心

2021年12月上旬         GMAT2回目受験

2021年12月末  Nanyangのアドミと初面談

GMATの点数は低いものの、面談を通して問題無いというご判断をいただき、GMAT waiveを申請していただけることになりました。

2022年2月中旬 Nanyang出願完了

2022年3月中旬 Nanyang面接

2022年3月下旬 Nanyang合格通知

 

TOEFL / IELTS

Reading、Listening:ゴールデンウィークの集中講座でReading、Listeningの効率的な解法を教えていただいたのが大変役立ちました。IELTS Online Pracice Tests.comでは本番のコンピュータ試験のようにweb上で解けるようになっているので、講座で学んだ解法を用いてたくさん解きました。(無料、詳しい解説も有り)これにより各セクション8.0を取ることができました。

Speaking:ほうぼうでお勧めされている中国のIELTS情報サイトで、直近どのようなトピックが出題されたかを確認し、一人でぶつぶつ練習しました。

Writing:集中講座でいただいた表現集を暗記しましたが、実際にタイムリミットを設け長文を書く練習を怠っていたため、各セクションの中で一番低い点数となりました。

 

GMAT / GRE

低いスコアで終えてしまったので、スコアメイキングではなく勉強ツールについて共有したいと思います。

MBA受験生の中では比較的珍しく関東圏に住んでいなかった為、当初予備校の通学に懸念がありましたが、コロナ禍でオンライン講座が普及し、問題無く受講が出来ました。一方、私自身がオンライン受講に慣れていなかったため、暫くの間は配布されたPDF教材へのメモに難儀しておりました。(早くプリントアウトすれば良かったのですが。。)途中でiPadを購入してからは勉強が大変捗るようになりました。問題集も基本的に電子版を購入し、iPadのみでどこでも勉強できる体制にしました。

既に皆さんも活用されているかもしれませんが、個人的には以下の理由でタブレットでの学習がお勧めです。

①予備校からもらったPDF教材をノートアプリ(Good Note5等)に取り込み可能

PDFをノートアプリに取り込むことで、簡単にメモが書き込めます。特に長文読解のRCでは、解説中に問題文中に印をつける等、書き込みが多かったので、タブレットで講義ノートを作成していました。また、取り込んだ文章のみならず、自分で書いた文字も検索可能なので便利です。

②外出先での勉強がしやすい

重たいGMAT参考書を常に持ち歩く必要も無く、人目を気にせずどこでもスマートに勉強できます。学生時代と異なり裏紙が家に全く無かったので、Mathの計算もすべてiPadに書いていました。

 

エッセイ

Samさんとは、エッセイ添削や面接練習等制限の無いUnlimited Hours Packageを契約しました。何と言ってもレスポンスが非常に早く、アドバイスも的確で大変助かりました。暫くブランクが出来てしまった時や、模擬面接の出来が悪くても常にポジティブな声かけをしてくださり精神的にも救われました。

 

推薦状

社費派遣のため、現職の上司と人事部長より推薦状をいただきました。

 

インタビュー

日本人在校生の方からどのような質問を受けたか教えていただき、繰り返し練習しました。また、Samさんのモックインタビューのお陰で終始自信を持って受け答えができました。

 

MBA生活

<講義>

基本的にはどのモジュールも教授と学生間のインテラクティブ形式です。事前に配布されたスライドやテキスト、ケースを読んでおかないと、予備知識が無い場合は特に授業についていくことが大変です。一方で、配布資料を読み込んでいても講義内で発言をしないと、その努力は誰にも伝わりません。また、日本人特有かもしれませんが、質問の答えがなんとなく分かっていても挙手を躊躇している間に、他の学生が答えてしまい後悔するということがよくあります。そのため、講義内で何が聞かれるか、どう答えるかということを意識しながら予習をしています。

<グループワーク、プレゼン>

事前にケースを読み、授業内でグループごとに議論し発表、または事前にグループでプレゼンを準備して発表をいます。プレゼンの準備は授業後や早朝等、講義・就活の合間を縫って行いますので、プレゼンやテストが集中している期間は非常に忙しくなります。

<講義外>

幸いキャンパス内の寮に入ることができ、快適に過ごしています。徒歩5分圏内に3つのカンティン、寮内にジムもあります。偶然会ったクラスメイトとご飯を食べたり、一緒に時間を過ごす等して日々交流を深めています。

メッセージ

これまで製造畑のキャリアを歩んできたため、MBAで学ぶアカウンティングやファイナンス等の基本科目ですら全く知識が無い状態での入学となりました。自分には難しすぎるのではと考えMBAに踏み出せなかった時期もありました。それでもなんとかTrimester1を終えることができています。基本的には予復習をし、プレゼンの準備も入念に行えば問題ありませんが、私はクラスメイトに何度も救われました。同じような境遇の方も是非挑戦していただければ幸いです。受験生の皆さんを心から応援しております。

 

Dさん/私費/Nanyang-Waseda Double Degree

自己紹介

大学を卒業後、コンサル会社2社でコンサルタント及びデータアナリストとして5年ほど勤務した後に、スタートアップの社長室での経営管理業務、事業企画及びセールスオペレーションチームのディレクターとして3チーム20名のチームマネジメントを1年半ほど経験。2022年の7月から休職し、私費でNanyang-Waseda Double MBAに留学予定です。

学生時代にフィリピンのセブ島で1ヶ月程度の超短期語学留学の経験はあるものの、ほぼ純ドメで仕事では時折slackやオンライン会議で英語を使う程度でした

Why Nanyang MBA

次昇進すると執行役員(General Manager)となるため、他リージョンを巻き込んで仕事をする語学力・海外経験を早期に培うことが急務になりました。現職で上記スキルを事業成果を出しつつ身につけていくには時間がかかると考え、学生時代から漫然と憧れがあった海外留学およびMBAに今チャレンジすることがベストだと考えました

また、下記理由からアジアに絞って考えていました

  • 現職がアジア系のメンバが多い企業であること
  • 今後もネイティブとバリバリ英語で働いていくキャリアイメージが全くわかなかったこと
  • 私費での留学で資金も限られていたこと

なかでも下記理由から、Nanyang-Waseda単願で受験しました

  • 日本でのキャリア興味があるさまざまな国のメンバと濃い関係が築けること
  • 現職にも関係があるEntertainment Businessに関する講義がある稀有なプログラムであること
  • 日本人向けの奨学金が100万円-200万円かなりの確率でいただけること
  • キャリアの中断期間としてプログラム期間が1年強でNUSやHKUSTよりも短いこと

受験スケジュール

2021年1月 コロナが長引きそうなので、今年は英語勉強しようとIELTSの勉強を開始

2021年4月 IETLS初回受験。目標スコアのOverall7.0が取得できたので終了

2021年5月 カウンセラーと契約しCV作成(結果としてこのタイミングで作っておいたので後半だいぶ楽でした)

2021年5-9月 ひたすらGMAT受験(合計5回フルで受験)。初見のPrepで700点を超えている状態で本番を受けても600点を切り、何をすればいいのかさっぱり分からなくなっていました。(7月に昇進して、2チームの立ち上げ、マネジメント業務にも追われており、全てを投げ出したくなった結果、間の1ヶ月半くらいは全く勉強せずにNetflixばかり見ていました笑)

2021年10月 エッセー作成開始。GMATの残機が1になってしまったこともあり、3週間ほどGREを詰め込みで勉強してGMAT600相当が出た(後から気づいたがGREの方が圧倒的に相性が良く、GMATにこだわりすぎたことを反省)

2021年11月 最後のGMAT受験でPrepに近い670点のスコアが出たため、Nanyang-Wasedaに出願。数時間後にはインタビュー招待があった。

2021年12月下旬 NTUインタビュー実施。

2021年12月末 インタビューから1週間弱でNTUから合格通知。すぐにオファー受諾と入学金振り込み。

2022年2月上旬 Wasedaからも合格通知。(Wasedaからの合格通知に対しては特に対応不要。Nanyangの合格から日が空くので注意)

TOEFL / IELTS

TOEFLは一度も受験せず、IELTSに絞って対策を行いました。
リーディング・リスニングは単語を覚えて公式問題集を解くのみで対策としては十分だと思います。
スピーキングはmy tutor、ライティングはUK PLUSで見ていただきました。

GMAT / GRE

GMATを受験しました。Mathは特に苦労せず、マスアカ2周ほどして英語表現だけ理解した後はスコアは安定しました。
問題はVerbalでした。正直何をすればスコアが伸びるか全くわからない試験でしたが、AffinityのRC講座を受けた後はRCのスコアが安定したのでおすすめします。

エッセイ

2度転職していることもあり、ネタには困りませんでした。
まず日本語で整理して日本語の時点で日本人カウンセラーにチェックしてもらった後に英訳し、4往復程度したと思います。GMATの息抜きで作成しました。

推薦状

現職の元上司、上司にお願いして2人とも快諾いただけたため、全く困りませんでした。

インタビュー

想定問題集を作り、スムーズに回答できるようになるまで1人でぶつぶつ練習しました。
当日は正直想定外の質問も多かったですが、回答に対して学校の魅力などを補足説明してくれることもあり、終始和やかで雑談ベースのインタビューでした

MBA生活

現在本コースが開始して間もないタイミングですが、2022 Intakeの場合は全体のクラスサイズは58人(1クラスあたりでは30人以下)となっており、小さなコミュニティで関係を築きたいと考えていた私にとっては非常に充実したMBA生活となっています。
授業では他国の学生の慣れないアクセントには非常に苦戦していますが、日本にいてはなかなか触れることができない生きた英語と考えてMBAに来た価値があると前向きに捉えています。

メッセージ

都心から離れたNTUは、仕事から離れて学生同士でのディスカッションや勉強に集中したいと考える人にとって非常に良い環境です。キャンパスビジットに来ていただくとわかりますが、アクセスが非常に悪く、キャンパスも異常に広くてなんでもあるので、大体のことはキャンパス内で事が済みます。平日はなかなかキャンパスから出ようとすら思いません笑

2023年入学からNUSなど他校との学費差も大きくなり、NTUを検討し始めた方もいらっしゃるかと思います。ぜひお気軽にお問い合わせフォームや在校生のLinkedinでコンタクトしてください!

Cさん/私費

自己紹介

大学を卒業後、新卒で銀行に入社。1年間研修・OJT・窓口業務等に従事し、2年目は中小企業向けの法人営業に従事。その後金融・コンサル業界を中心とした外資系人材紹介会社に転職。企業から採用ニーズをヒアリングし、適切な候補者とマッチング。紹介~入社までの様々なプロセスをサポート。

Why Nanyang MBA

MBAに挑戦しようと思った理由は、現職でコンサルや事業会社での経営企画といったポジションを担当し色々な採用側(部門の方々)や候補者とお話をする中で、そういった業務に関心を持ったからです。(特にテック業界での事業開発や経営企画、プロダクトマネージャー等)

現職からそういったポジションにシフトすることはかなり難しく、もちろん保証はないですが、キャリアアチェンジの可能性を大いに高めてくれるであろうMBAに挑戦しようと思いました。

Nanyang を希望した理由としては、

  • テクノロジー業界への転職を希望しているため、テクノロジー関連の授業があったり、テクノロジー業界への就職率が高い点に魅力を感じた。
  • 東京での就職を考えているため、アジア圏内での就職率が高いスクールが良かった。
  • 私費かつキャリアチェンジが目的のため、できるだけ安く短期間で卒業したいため。
  • すぺての授業がグループワークであったり、コンサルプロジェクトやStudy Tripがある等、実践的に学べる点ため。

受験スケジュール

2021年10月 MBA受験を決意しMBAカウンセラーと契約。2023年Intakeの留学も視野に入れつつ、一旦2022年Intakeのために準備を開始。IELTSの勉強からスタート。

2021年10月 NTUアドミンとの個別面談、IELTS 7.0取得

2021年11月 QSのMBAフェア参加、NTU等いくつかのスクールのアルムナイと面談。CV作成&GMATの勉強スタート

2021年12月GMAT1回目受験、CV完成。推薦者2名に、推薦のお願いをすることを事前に相談、了承を得る。

2022年2月 GMAT2回目受験完了、エッセイ作成開始、推薦書作成依頼。

2022年3月中旬 エッセイ完成、出願

2022年3月下旬 インタビュー練習、念のためGMAT3回目を受験。

2022年3月末 インタビュー

2022年4月下旬 合格通知

TOEFL / IELTS

点数の取りやすいIELTSに絞って対策をしました。対策としては市販のテキスト+IELTSライティングアシスト+IELTS Speak Upという有料のレッスンで対策をしました。

GMAT / GRE

数学が苦手なので、比較的数学の難易度が低いとされるGREを受験するつもりでしたが、カウンセラーからGMATをお勧めされGMATを選択しました。(高校時代2年の途中までした数学をやっておらず、高2までが出題範囲であるGREは厳しいとの判断)

Math: 私はとにかく数学が苦手で、学生時代は避けて通ったので、かなり基本的なところから学び直しました。カウンセラーから紹介してもらったGMAT講師の方の個人授業+公式ガイド(Math 用のものと全体用のもの)で対策をしました。Middleレベル問題をきちんと解き、余裕があればHardにも取り組むという姿勢で、各2周はしました。

Verbal:verbal も公式ガイドを2冊使い、独学でできるだけ対策しました。特にRCとSCは改善の余地があったので間違えた問題を何度も解きました。

Math 、Verbalともに1問ごとに時間を図りながら問題を解き、1問ごとにかけられる時間を身体で覚えました。

3回受験しましたが結局目標点を取ることができず、かなり微妙なラインでの出願になりました。

エッセイ

カウンセラー作成の自己分析シート等を使い、自分の経歴、仕事での失敗・達成したこと、性格、強み、弱み、好きなこと等、ネタ出しをしました。まず日本語でドラフトを書いた後、英語版を作成、カウンセラーと英語ネイティブ講師のチェックを経て完成しました。

推薦状

現職の上司に推薦書をお願いするのはリスクだったので、前職のメンターの方と、現職の別の部署の部長にお願いしました。断られる可能性もあったので、出願の3か月ほど前に事前に推薦書をお願いするかもしれない旨をお伝えして承諾を取ったうえで、出願の1か月ほど前に正式にお願いしました。

インタビュー

外部講師に模擬面接を2回してもらいました。2回とも面接を録画し、自分の話し方や仕草等も確認し、できるだけスムーズに自信をもって話せるように練習しました。自己紹介、志望動機、MBA後のプラン等、かなり細かく答えを用意したつもりでしたが、当日かなり色々な事を聞かれたので、しっかり準備しておいて良かったです。

MBA生活

Class of 23 は60名弱で、それを2つのグループに分けて授業を行っています。
1グループ30人という少数体制ですので、とても距離感は近くなります。全てのクラスでグループ課題があり(3-5名程度)、同じグループになったメンバーとはグループ課題を通じてとても濃い関係を築くことができました。月並みですが、人との出会いはMBAの中でも特に価値のあるものではないかと思います。

私は寮の抽選に外れてしまったのでキャンパス外に住んでいます。通学は50分程度ですが、そこまで不自由はなく、むしろ買い物やレジャーには楽なのでキャンパス外で良かったと思っています。

メッセージ

私は、ファイナンスやマーケティングのバックグラウンドがなく、全ての授業が新しい知識・経験であるため、ついていくのに苦労する場面もありましたが、クラスメートや教授がとても協力的で助かっています。ナンヤンはキャリアチェンジを目的に来る人が多く、様々なキャリアバックグラウンドの人と知り合えることが魅力だと思います。
少数・和気あいあいとした雰囲気を求める方にはおすすめです。