NTU MBA
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アクセス

 

・MRTのBoon Lay駅からバス(ナンバー179または199)で15分
・MRTのPioneer駅から無料のキャンパスバスで15分

キャンパス内には複数のバス停があるため、目的のバス停を事前に調べていくことをおすすめします。

寮&住居

Graduate Hall

Nanyangのキャンパスはシンガポール都市部から離れているため、学生の多くが安価で授業に通いやすい学内の寮に住んでいます。

基本的には、MBAの学生にはキャンパスの北側にあるGraduate Hall2(GH2)が手配されます。自然豊かな場所にあり、GH2からNanyang Business Schoolまでは徒歩40分ぐらいの距離で、キャンパスバスを利用すると約10分です。

部屋は独身者のシングルルームと相部屋のダブルルーム、夫婦用のファミリールームが用意されています。
家賃がとても手頃で、ほとんどのMBA生が希望するシングルルームは水道光熱費込みで月額約5万円です。シングルルームはやや狭いですが、独立のバスと風呂が付いてます。
寮には自習室やジム、給湯室、簡易キッチンなどの設備があり、近くには複数のフードコードもあるので、学生生活を送るには困りません。

夫婦で入居する場合は下の画像のようなファミリールームを利用することができます。
ただし、お子様を連れて住むことはできないので、お子様と同居する場合はキャンパス外に部屋を探す必要があります。

 

キャンパス外住居

オフキャンパスでもたくさんの選択肢があります。学校最寄りのBoon lay駅付近には多くの学生が住んでいます。ジュロンポイントという大型ショッピングモールがあり、学校へは179番のバスで30分程度で着くので、校外では一番おすすめなエリアです。

学外の住居の家賃はかなり幅があり、HDBの一部屋を借りる場合は1,000ドル以下、コンドミニアムを丸々借りる場合は4,000ドル以上になることもあります。また、食費なども学内の寮よりも高価になるので、注意が必要です。

学外の住居を希望する場合は自分でエージェントを探す必要がありますが、学校から紹介してもらうこともできますし、MBAオフィスも相談に乗ってくれるので、心配は不要です。

施設紹介

Nanyang Technological University, Singapore(南洋理工大学、略称:NTU)は1991年に設置されたシンガポールの国立総合大学の一つです。

シンガポールの西部に位置し、緑の多い200ヘクタールの広大な敷地の中で学部生・大学院生合わせて約33,000人が教育を受けております。

NTUは中国本土、香港、台湾以外の地で初めて設立された中華系の高等教育機関・研究機関という起源を持つため、キャンパス内には中国文化と西洋文化、そして東南アジア文化とインド文化が混じり合う熱気に溢れています。

Gaia

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2023年に新たに建設された木造建築の建物。ビジネススクールの学生が利用します。

The Hive

蜂の巣と名付けられたラーニングハブであるThe Hiveは自然と共生する「エコキャンパス」を標榜するNTUの象徴のひとつです。
The Hiveは学生間のコミュニケーションを促進させることを目的としており、自習スペース・ライブラリー・カフェテリア・ディスカッションルームなど、多岐にわたる使い方が想定されています。
ビジネススクールのすぐ近くにそびえ立つThe HiveはMBAの学生が利用する機会も多いです。

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MBAラウンジ

MBAの学生は Nanyang Business School にあるMBAラウンジを自由に使うことができます。
クラスルームの隣にあるため、授業の合間に休憩に来る学生も多く、コーヒーメーカーの前に列ができることもあります。

ACI  – Asian Consumer Insight –

Nanyang MBA の多くの講義は、広大なキャンパスの南西部に位置する Institute on Asian Consumer Insight (ACI) ビル内の 大きなセミナールームで行われます。

Institute on Asian Consumer Insightはグローバルブランドとアジアの消費者との橋渡しすることを目的としたアジアトップレベルの研究機関でもあり、Neuromarketing & Consumer Neuroscience、Ethnography、Services Marketing in Asia、Strategic Brand Managementなど、質の高いマーケティング系の授業が提供されています。

また、アジアトップクラスのアカウンティングおよび金融工学のコース、軍におけるリーダーシップやストラテジー教育の行なっているSAF-NTU Academy、そして起業家育成を目的としたInnovation Centreも近くに併設されており、学生間の交流も活発です。

講義室の外にはディスカッションルームがずらり。クラスメイトたちが集まって何やら議論している姿を目にすることも。
授業を受けるのはもちろん、学生がプレゼン発表をするのも、最新の設備を備えたこのセミナールームです。

North Spine Plaza

キャンパスライフに必要なものすべてをサポートしているのがNorth Spine Plazaです。
スーパーマーケットや銀行、理容室、学生サポートセンターといった施設のほか、さまざまな種類のレストランが軒を連ね、さながら小規模なショッピングモールとなっています。
マクドナルド、サブウェイ、スターバックスといった定番ショップもここに集まっています。

図書館

NTUでは計8個の図書館があり、書籍の閲覧や勉強用のテーブルだけでなく、個室やサイレンススペースなど、様々な用途に適した作業スペースが用意されています。
中でも一番広いのはLee Wee Nam図書館です。NorthSpineにあって、利便性も高く、中にコンピュータやプリンターなどの施設が充実してます。

スポーツセンター

キャンパス東にあるスポーツセンターには、健康を維持するための設備が充実しています。広いグラウンドとプールをはじめ、バスケットボールコート、テニスコートなどがあります。

NTU@One-North

Nanyang MBA の選択科目の講義は、シンガポール市街地にも近い Buona Vista にある NTU@one-north でも行われます。
これにより、インターンと授業を両立させることが可能です。

Alumni House

アラムナイハウスはシンガポールの都心(MRT City Hall Station)にあるマリーナスクエア・ショッピングモール内にあります。
マリーナスクエアはマンダリンオリエンタルホテルやマリーナマンダリンホテル、パンパシフィックホテルと直結した巨大な複合商業施設です。
このアラムナイハウスに頻繁に卒業生を招いて講演会を開催されています。

Case Competition

Nanyang MBAではビジネスケースコンペティションに参加する機会が豊富に用意されています。
ケースコンペティションは参加者がビジネスの洞察力を磨き、MBAの教室で学んだことを実際のビジネスに応用するための貴重な機会です。同時に、自分自身に挑戦し、新しいスキルを学び、自分の才能をアピールし、採用担当者やグローバルなビジネスエグゼクティブとのネットワークを築くことができます。

第1学期の中盤から、学校から各ビジネスコンテストの案内が送られてきます。ほとんどのケースコンペティションでは、生徒が自由でチームを組むことができます。
作業の過程で教授や卒業生からのアドバイスを受け、プレゼンテーションをよりよいものにブラッシュアップできますし、本番では実業家からのフィードバックを受けることができます。
また、一部のMBAでは学生が勝ち取った賞金が学校の資産として使用されますが、Nanyang MBAでは、学生がケースコンペティションで得た賞金が全て学生に還元されます。

 

 

EXCO&Club

Nanyang MBA Student Executive Committee (EXCO)

Nanyang MBA Student Executive Committee (EXCO)はMBAに在籍する学生で構成された組織で、学生の活動や就職をサポートし、学習体験を向上させる役割を担います。EXCOには下記五つの役割があります。

– President
– Executive Vice President
– Vice President – Business Clubs
– Vice President – Social & Culture
– Vice President – Marketing & Communications

EXCOはPresident、EVP、VPによって構成され、MBA学生生活のあらゆる場面で同級生たちのリーダーとなり、さまざまなイベントをこなします。
EXCOは定期的にイベントを開催する他、学生の要望を叶えるために学生代表として学校側に交渉する等、MBAライフを充実させるようにサポートします。

EXCOのメンバーは毎年行われる選挙により選出されます。EXCOのVPやClubsのChairsになるためには、クラスメートにプレゼンテーションをし、自分がその役割にふさわしいことをアピールしなければなりません。
また、新しいClubを組成したいときは、クラスメートに呼びかけ、規定数以上を集める必要があります。

Clubs

Nanyang MBAには様々なClubがあり、多くの学生が積極的に活動しています。ClubにはBusiness ClubとSocial Clubの2種類があります。各クラブには代表者であるChair Personがおり、クラブの目標を決めて、学生の活動を促します。

Business Clubでは主に専門領域で知識を深めるためのセミナーや、業界で活動する卒業生とのネットワーキングイベントが開催されます。金融分野に興味のある人はBanking & Finance Clubに所属すると良いですし、コンサルティングに興味のある人はManagement Consultancy Clubに入ると良いでしょう。

一方、Social Clubは主に課外活動を楽しむ団体で、スポーツやワイン&フードクラブではイベントを通してクラスメートと仲良くなれます。

Club一覧

– Case Competition
– Management Consultancy
– Data Science/Business Analytics
– IT/ Technology
– Trading and Wealth Management
– Sports, Fitness & Wellness
– Wine & Food Appreciation
– Women-in-Business
– Corporate Social Responsibility and Networking

課外活動

Nanyang MBAは授業以外に様々な課外活動が用意されています。中でも一番盛り上がるのは、毎年開催されるDean’s challengeです。
Dean’s challengeはシンガポールのトップビジネススクール三校(NUS、NTU、SMU)の学長が立ち上げたイベントで、各校の学生間の絆を深めるだけでなく、学校間の協力を促し、シンガポール全体としてのMBAコミュニティを形成すること目的としています。
このチャレンジは、MBA Olympic、Social Innovation ChallengeとTalent Showの3つのパートで構成されています。

オリンピック

NTU主催のMBA Olympicは、シンガポールのトップMBAスクールが集う、1日限りのスポーツイベントです。参加者はバドミントン、テニス、卓球、バスケットボールなどのスポーツで競い合い、各校のMBA参加者同士の絆を深めることを目的としています。

ケースコンペティション

NUSが開催するSIC(Social Innovation Challenge)は、様々な社会問題をテーマとしたケースコンペティションで、各校の学生がアイデアの独創性や可能性を競います。
社会問題について深く学ぶ機会であるだけでなく、上位3チームにはスポンサー企業から賞金が与えられます。

タレント・ショー

SMU主催のタレントショーは音楽、ダンス、その他タレントで構成されており、多芸多才な生徒が才能を披露する場です。Trimester1終了後の休暇中に開催されるため、リラックスした各校のパフォーマンスを楽しむことが出来ます。

ランキング

NTU MBAはフルタイムMBAの各ランキングで上位に位置しており、アジアではトップクラスのMBAプログラムです。

QS(2023)

世界32位
アジア5位

https://www.topuniversities.com/university-rankings/mba-rankings/global/2023

Financial Times(2023)

世界38位

https://rankings.ft.com/rankings/2866/mba-2023

Economist(2023)

世界54位
アジア3位

https://whichmba.economist.com/ranking/full-time-mba

 

Why NTU

シンガポールベース

アジアのMBAの中でも、特に学生や授業で取り扱うケースの多様性を重視しているプログラムは香港とシンガポールになります。
中でもシンガポールは、金融や消費財の多国籍企業がアジア本社を構えており、アジアビジネスのハブとして機能しています。
有名多国籍企業のアジア本社で働いているNTUの卒業生も非常に多く、コネクションを活用することができる点が魅力的です。

テクノロジーとソフトスキルを重視したカリキュラム

NTU MBAのユニークな点の一つに、テクノロジーとソフトスキルを重視した独自のカリキュラムが挙げられます。
e-Businessの授業が必修であったり、デジタルマーケティングやデータ分析などの選択科目が豊富に用意されています。
また、Leading People Globally(LPG)というソフトスキル開発の授業があり、交渉術や国別の商習慣の違いなどを、クラスメイトとのロールプレイやケーススタディを通して学ぶことができます。

早稲田MBAとのダブルディグリープログラム

毎年、日本人含めて十数名の学生が早稲田MBAとのダブルディグリープログラムに魅力を感じてNTUを選びます。
日本人にとっては、奨学金がもらえる点。MBA終了後に日本で就職をしたい場合に、企業との面接やインターンのやりとりがスムーズに行える点。シンガポール・アジアのビジネスに加えて、日本のビジネスも学ぶことができる点が魅力的です。

若くて生き生きした雰囲気

NTUはシンガポールのMBAの中で平均年齢が若いためか、雰囲気も明るく、みんなユーモアを大切にします。
Work hard, Play hard!!

学費が安い

アジアのMBAを検討される際に、多くの方がシンガポールと香港のプログラムを検討されると思います。
特にシンガポールのMBAは香港のMBAに比べて学費が安いのが特徴で、中でもNanyang MBAは国立大三校の中で最も学費が安いプログラムです。

ダブルディグリー&交換留学

MBA取得を目指す方により多くの選択肢を提供するため、ヨーロッパやアジアの著名なビジネススクールと提携し、各校の強みを活かしたDouble MBA・Mastersの学位プログラムを提供しています。

交換留学、もしくはダブルディグリー制度を希望する場合、Nanyangで12ヶ月のプログラムを終えた後に提携校で学習を行うことになります。

ダブルディグリー

このプログラムを選択した生徒は、Nanyang Business SchoolのMBAと、提携ビジネススクールの修士号またはMBAの、2つの学位を取得できます。

Nanyang-ESSEC Double Masters

プログラム期間 24ヶ月
場所 シンガポール&フランス(パリ)
授業料 69,550シンガポールドル(GST含む)

学位
・MBA(Nanyang Technological University)
・MSc in Management (ESSEC)

Nanyang-St Gallen Double Masters

プログラム期間 24ヶ月
場所 シンガポール&スイス(ザンクトガレン)
授業料 69,550シンガポールドル(GST含む)

学位
・MBA(Nanyang Technological University)
・M.A. in Strategy & International Management (St Gallen)

Nanyang-Waseda Double MBA

プログラム期間 14ヶ月
場所 シンガポール&日本(東京)
授業料 69,550シンガポールドル(GST含む)

学位
・MBA(Nanyang Technological University)
・MBA(Waseda University)

特に早稲田大学とのダブルMBAプログラムは、通常のFull-time MBAとほぼ同額の授業料負担にも関わらず、わずか14ヶ月で2つのMBAを取得できるので、日本人受験生にとって非常にコストパフォーマンスの良いプログラムになっています。

交換留学 選考プロセス

Trimester1終了時の10月下旬に、簡単な申請書にResumeとMotivation sheet(A4 1枚)を添えて応募します。第三希望まで選択することが可能です。

提携校によってNanyang MBAからの参加人数の枠が決められており(ほとんどの学校は1名または2名)、応募が集中した場合、Trimester1の成績、GMATのスコア、職務経験、Motivation sheetの内容、Class participation、Soft skill、NTU MBA officeによるインタビューなどによって決められています。

ノースウェスタン大学やシカゴ大学といった米国のランキング上位校への応募が集中する傾向にありますが、それ以外の学校であればすんなり決まることが多いようです。
例年12月下旬から1月上旬頃に交換留学先が仮決定し、2月頃に正式に決定します。