Cさん/社費
自己紹介
大学院を卒業後、日系IT企業に入社。様々な業界、企業のシステム構築プロジェクトを推進。会社の留学制度を利用し、Nanyang MBAに留学予定です。少しだけ海外出張はあったものの、それ以外の英語での業務経験はほぼありませんでした。
Why Nanyang MBA
Why MBA?
IT技術のコモディティ化により、技術そのものの差別化や優位性が持てない状況で今後の自社サービスの発展・維持、自身のキャリアに危機感を感じるようになった。これまでのキャリアに加え、経営スキルを得ることで競争力の高いビジネス創発に寄与できると考えたため。
Why Singapore?
・デジタル社会実装が進んでいるスマートネーションである点。
・アジアのグローバルビジネスハブである点。
・住みやすさ(治安、交通、多様な文化を受け入れる社会。)
・純粋に東南アジアが好き。旅行で度々訪れていた。ご飯美味しいし、寒くない。
Why Nanyang?
・ソフトスキルフォーカス、実践重視な点。
・クラスが小サイズでクラスメイトとtight-knitな関係性を紡げると思ったため。
current studentsが他校と比べて仲睦まじいことをキャンパスビジットで感じた。
受験スケジュール
2021年4月 MBA受験に興味を持ちダラダラとIELTS対策を始める。
2022年3月 社費留学生に選抜される。漸く勉強に本腰を入れる。
2022年4月 カウンセラーと契約。
2022年5月 IELTSスコア達成。その後も対策を続けるがOAスコア変わらず。
2022年6月 GMAT対策を開始。GPrepと契約。
2022年9月 シンガポール各校のアドミ、current studentsとコンタクトを取り始める。
2022年10月 NTU,NUSにキャンパスビジット。NTUのtight-knitな空気感を気に入り、志望度が強くなる。(それまではNUS贔屓であった。)
2022年11月 月末にGMATを初受験。驚愕の低スコア。
2022年12月 中旬にGMATの2回目を受験したものの出願スコアを満たせず。
年の瀬に無勉強でGREをお試し受験し、GMATを上回るスコアが出る。なんとか出願を許可され、大急ぎでエッセイに着手。
2023年1月 2ndラウンドの期限ギリギリで出願。出願後即インタビュー招待があった。
下旬にインタビュー実施。
2023年2月 中旬にNTUから合格通知。すぐにオファー受諾と入学金振り込み。
TOEFL / IELTS
受験当初よりIELTSのみを対策しました。
勉強開始時にまずLINGOというIELTSの塾に行きました。指導は丁寧で、演習を通して戦略を学ぶことができ、全パートとても有用に感じました。特にWritingは毎週Task1or2の課題があり、採点基準を熟知した講師の方が添削/採点をしてくれたのが良かったです。LINGO採点は本番と同様かやや辛い印象でした。また回答案も日本人が真似しやすい構成でW対策はLINGOのみで完結できました。
その後は公式問題集を中心にひたすら演習していました。純ドメはRで稼ぐのが王道ですが、私は精読を疎かにしていたためRが頭打ちになりネックとなりました。後にGMAT Verbal対策も兼ねて利用した高校受験のReading参考書がリーディング力強化に非常に有効だったことから、これを最初にやっておけばもっとIELTSもGMATも楽な展開になったと後悔しています。
2回目の受験よりコンピュータ版に移行しました。タイピングが出来る分、鬼門のWが非常に有利なのでコンピュータ版を強く勧めます。
・LINGO(特にW)
・公式問題集(R,Lのみ)
・高校受験のReading参考書
ポレポレ、英語リーディング教本、英文読解の透視図
・iKnow! (有料単語アプリ)
・中国サイト(Speaking)
・Nish (Speaking)
役に立たなかったもの
・紙の単語帳
・日本語の参考書
GMAT / GRE
低いスコアで終えてしまったので、Mathの話を主に。
出題範囲を網羅し、ひたすら問題を解きまくる時間浪費型のゴリ押しで安定しました。
①ジェイマス2週
②売ってるほぼすべての公式問題集を2-3週くらい
当初は計算に紙を使っていたのですが、かさばるしゴミが出るのでiPadに移行し、「Notability」というアプリを利用していました。下にスクロールすると無限に白紙が確保できるのでおすすめです。(意外とこういう計算用紙に適したアプリが他にはありませんでした。)
Verbalは公式問題集 + GPrepとAffinity(RCのみ)を契約して対策しました。AffinityのRCのセットはどちらかでよいと思います。
エッセイ
時折キャリアの棚卸しをしていたので苦労はしませんでした。妻やカウンセラーにチェックしてもらいました。
推薦状
現職の上司2名にご担当いただきました。
インタビュー
カウンセラー、先輩方に過去問題集やインタビュー情報をいただき、まずは想定問題集と回答案を作成しました。一人でブツブツ話したり、妻やSkype英会話の先生に壁打ちをしました。当日は多くは質問されず、世間話が多く、また逆質問の時間を多く設けていただくなど、終始和やかだったと記憶しています。
メッセージ
まだシンガポールに到着しそんなに時間が経っていないですが、既に日本では経験できないような日々を過ごしています。受験生活はつらい道のりかと思いますが、頑張ってください!