Cさん/私費
自己紹介
大学を卒業後、新卒で銀行に入社。1年間研修・OJT・窓口業務等に従事し、2年目は中小企業向けの法人営業に従事。その後金融・コンサル業界を中心とした外資系人材紹介会社に転職。企業から採用ニーズをヒアリングし、適切な候補者とマッチング。紹介~入社までの様々なプロセスをサポート。
Why Nanyang MBA
MBAに挑戦しようと思った理由は、現職でコンサルや事業会社での経営企画といったポジションを担当し色々な採用側(部門の方々)や候補者とお話をする中で、そういった業務に関心を持ったからです。(特にテック業界での事業開発や経営企画、プロダクトマネージャー等)
現職からそういったポジションにシフトすることはかなり難しく、もちろん保証はないですが、キャリアアチェンジの可能性を大いに高めてくれるであろうMBAに挑戦しようと思いました。
Nanyang を希望した理由としては、
- テクノロジー業界への転職を希望しているため、テクノロジー関連の授業があったり、テクノロジー業界への就職率が高い点に魅力を感じた。
- 東京での就職を考えているため、アジア圏内での就職率が高いスクールが良かった。
- 私費かつキャリアチェンジが目的のため、できるだけ安く短期間で卒業したいため。
- すぺての授業がグループワークであったり、コンサルプロジェクトやStudy Tripがある等、実践的に学べる点ため。
受験スケジュール
2021年10月 MBA受験を決意しMBAカウンセラーと契約。2023年Intakeの留学も視野に入れつつ、一旦2022年Intakeのために準備を開始。IELTSの勉強からスタート。
2021年10月 NTUアドミンとの個別面談、IELTS 7.0取得
2021年11月 QSのMBAフェア参加、NTU等いくつかのスクールのアルムナイと面談。CV作成&GMATの勉強スタート
2021年12月GMAT1回目受験、CV完成。推薦者2名に、推薦のお願いをすることを事前に相談、了承を得る。
2022年2月 GMAT2回目受験完了、エッセイ作成開始、推薦書作成依頼。
2022年3月中旬 エッセイ完成、出願
2022年3月下旬 インタビュー練習、念のためGMAT3回目を受験。
2022年3月末 インタビュー
2022年4月下旬 合格通知
TOEFL / IELTS
点数の取りやすいIELTSに絞って対策をしました。対策としては市販のテキスト+IELTSライティングアシスト+IELTS Speak Upという有料のレッスンで対策をしました。
GMAT / GRE
数学が苦手なので、比較的数学の難易度が低いとされるGREを受験するつもりでしたが、カウンセラーからGMATをお勧めされGMATを選択しました。(高校時代2年の途中までした数学をやっておらず、高2までが出題範囲であるGREは厳しいとの判断)
Math: 私はとにかく数学が苦手で、学生時代は避けて通ったので、かなり基本的なところから学び直しました。カウンセラーから紹介してもらったGMAT講師の方の個人授業+公式ガイド(Math 用のものと全体用のもの)で対策をしました。Middleレベル問題をきちんと解き、余裕があればHardにも取り組むという姿勢で、各2周はしました。
Verbal:verbal も公式ガイドを2冊使い、独学でできるだけ対策しました。特にRCとSCは改善の余地があったので間違えた問題を何度も解きました。
Math 、Verbalともに1問ごとに時間を図りながら問題を解き、1問ごとにかけられる時間を身体で覚えました。
3回受験しましたが結局目標点を取ることができず、かなり微妙なラインでの出願になりました。
エッセイ
カウンセラー作成の自己分析シート等を使い、自分の経歴、仕事での失敗・達成したこと、性格、強み、弱み、好きなこと等、ネタ出しをしました。まず日本語でドラフトを書いた後、英語版を作成、カウンセラーと英語ネイティブ講師のチェックを経て完成しました。
推薦状
現職の上司に推薦書をお願いするのはリスクだったので、前職のメンターの方と、現職の別の部署の部長にお願いしました。断られる可能性もあったので、出願の3か月ほど前に事前に推薦書をお願いするかもしれない旨をお伝えして承諾を取ったうえで、出願の1か月ほど前に正式にお願いしました。
インタビュー
外部講師に模擬面接を2回してもらいました。2回とも面接を録画し、自分の話し方や仕草等も確認し、できるだけスムーズに自信をもって話せるように練習しました。自己紹介、志望動機、MBA後のプラン等、かなり細かく答えを用意したつもりでしたが、当日かなり色々な事を聞かれたので、しっかり準備しておいて良かったです。
MBA生活
Class of 23 は60名弱で、それを2つのグループに分けて授業を行っています。
1グループ30人という少数体制ですので、とても距離感は近くなります。全てのクラスでグループ課題があり(3-5名程度)、同じグループになったメンバーとはグループ課題を通じてとても濃い関係を築くことができました。月並みですが、人との出会いはMBAの中でも特に価値のあるものではないかと思います。
私は寮の抽選に外れてしまったのでキャンパス外に住んでいます。通学は50分程度ですが、そこまで不自由はなく、むしろ買い物やレジャーには楽なのでキャンパス外で良かったと思っています。
メッセージ
私は、ファイナンスやマーケティングのバックグラウンドがなく、全ての授業が新しい知識・経験であるため、ついていくのに苦労する場面もありましたが、クラスメートや教授がとても協力的で助かっています。ナンヤンはキャリアチェンジを目的に来る人が多く、様々なキャリアバックグラウンドの人と知り合えることが魅力だと思います。
少数・和気あいあいとした雰囲気を求める方にはおすすめです。