NTU MBA
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Aさん/私費

自己紹介

20歳のときに公認会計士試験に合格し、大学卒業後、国内IT(経理)→Big4(監査)→ITベンチャー(経理・内部監査・IPO準備)→外資小売(経理・財務)と経験をしてきました。
現在の業務は主に資金予測と銀行ローン、担保の管理です。

Why Nanyang MBA

まずMBA取得を考えた理由ですが、主なものをあげるならば

  •  昔から社内のイケてる先輩にはMBAホルダーが多かった。
  •  現職で英語のコミュニケーションに難があり、日本語でのパフォーマンスの数割減になりもどかしい思いをした。
  •  学部時代の勉強の貯金で10年以上仕事をしてきた結果、自分のキャリアにも飽和感が出てきたため、学び直しをする良い機会かと思った。

そしてその中からNanyangを選んだ理由は、

  •  日本人が少なく、存在感を出しやすい(と言いつつ今年は結構多い、がそれもまた良し)。
  •  Business Analyticsのコースがある。卒業後はFinancial Analystの職につきたかったので、志望理由や卒業後のストーリーを作りやすい。
  •  12ヶ月の短期プログラムで、生活費や機会コストを抑えられる。

受験スケジュール

2020年1月 IELTSの勉強開始

2020年6月 IELTS 7.0取得

2020年10月 社内の不穏な動きを察し、将来のカードとして留学を考え始める。

2020年11月 GMAT勉強開始(マスアカを購入)

2020年12月 マスアカ、OGのMathを一通り終える

2020年12月末 濱口塾オンライン開始

2021年4月末 MBA Loungeと契約。GMATと並行して自己分析、CV作成を1ヶ月くらいかけて行う。

2021年7月頭 GMAT1回目受験(660)、受験終了→そのまま前職の同僚と高田馬場で麻雀。

2021年7~8月 アドミンとの個別面談、MBA 関連のイベントに2,3出席

2021年9月頭 NUS、NTUのエッセイテーマ発表。NTUのエッセイ準備開始。推薦者2名にもテーマを伝える。

2021年9月下旬 NTUのエッセイほぼ固まる

2021年10月11日 NTUモックインタビュー

2021年10月14日 NTUアプライ→即インタビューの案内くる

2021年10月26日 NTUインタビュー

2021年10月30日 NTUオファー→受諾。

TOEFL / IELTS

留学を意識する前からIELTSを趣味で受けていました。
IELTSは全般的にネット上の無料教材が優れており、予備校にお金を払う意味は少ないかと思われます。
TOEFL用の単語帳で語彙力増強、あとはLiz先生のサイトが素晴らしく、こちらで基本的なテクニックを学びました。

GMAT / GRE

GMATを選択。最初の受験で660が出て、カウンセラーからは「足切りの心配はまずない、でも奨学金を狙うにはちょい物足りないよね」と言われましたが、1日も早くGMATから解放されたい&確実にスコアを上げられる自信もないので終了。

Math:私立文系ですが、センターも2次試験も数学を使っていたので、昔の知識でだいたいいけました。マスアカを3週くらい、公式問題集を1週しました。

Verbal:濱口塾のオンラインコースを受講。合格実績豊富ですが、個人的にはあまり肌に合わず、安くない買い物なので他の予備校の体験も試してみるべきだったなぁと反省しています。

エッセイ

カウンセラーが提供する自己分析シートでWhy MBAやAfter MBA、今までの自分の人生の振り返りを行いました。これがエッセイの肝になるので、時間をかけて丁寧に言語化するべきです。
家族や友人、昔の同僚など自分をよく知る人物と話すのもいいと思います。特にWhy MBA?などキャリアに関わる部分は、自分の業界、職種の深い理解が必要なので、おそらくどのエッセイカウンセラーと話をしても指針とはならないはずです。メンターとなるような同じ会社のイケてる先輩に相談するのが良さそうです。

推薦状

現職の上司と、前職の同僚(常勤監査役)にお願いしました。

  • 現職の上司には通常頼みにくいものですが、ちょうど退職されるという話を聞き、「ではついでに・・・」という形でお願いできました。
  • 前職の上司ではなく、あえて同僚(常勤監査役)にお願いしたのは、当時私は内部監査も兼務していたため関わる機会が多く、また、StrengthFinderの認定コーチであるため、私の強み・弱みをよく理解してくれていると考えたためです。

インタビュー

想定質問集を作り、(一言一句覚えるのではなく)どんな内容で答えようかざっくりと考えをまとめていました。他の方のように、オンライン英会話などで口慣しをしていなかったのですが、留学生活中はどうせスピーキングで苦労するのだから、合格後を見据えて練習しておくべきでした。

MBA生活

12か月のIntensive Programということで、予習と宿題に追われる日々です。想像していた以上の大変さですが、フレンドリーで親切なクラスメートのサポートを受けながら多くの学びを得ることができ、大変恵まれた環境に感謝しています。

メッセージ

苦しいスコアメイキングと出願プロセスを乗り越えて、ひさしぶりの学生生活を楽しみましょう!