NTU MBA
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Aさん/社費

自己紹介

大学卒業後、ITコンサルティングファームに入社し、大手物流企業のIT戦略立案からシステム構築・運用保守を経験。
学生時代に1か月フィリピンで語学留学したものの、入社後は英語を使う機会はありませんでした。

Why Nanyang MBA

今後のITコンサルタントは、経営戦略からIT戦略立案・ITシステム(ソリューション)開発まで幅広く対応することが更に求められると考えた。その上で、経営戦略の領域はまだ経験がなかったため、包括的に学びたいと思ったことがきっかけで、MBA取得を決意。
当初は私費で行くことを検討していたため、短期間、IT系に強くかつ日本のビジネスも学びたいと考えていた。このため、IT系に強く、かつ15か月で終了するNanyang-Wasedaダブルディグリープログラムを選択した。

受験スケジュール

2017/8: MBA受験決意
2017/9: 英語勉強開始
2019/7: IELTS 6.5取得
2019/7: GMAT&エッセイ準備開始
2020/1: 出願&面接
2020/2: GMAT免除&合格

TOEFL / IELTS

当初はTOEFLで受験しようと思っていたが、私がReadingテストを受けている最中に同室の人がSpeakingテストを開始し、集中できなかったことからIELTSに変更。
Listeningが全く伸びず、最終的なスコアもR:7.0 L:5.5 S:6.5 W:6.5で提出。Readingは様々な英文を精読してスコアを向上、Speakingはオンライン英会話を使用して、話すことに慣れさせていき、Writingはある程度書く構成やパターンを決めて臨んだ。

GMAT / GRE

半年くらい勉強したが全く伸びず、530点が限界だった。運よくGMAT免除してもらえたが、600点以上は通常求められる。逆に700点とかは必要なく、アドミッションの方と話した際も600点あれば十分と仰っていた。

エッセイ

客観的な意見が必要だと思い、コンサルタントを雇った。MBA後の目標・過去のリーダーシップ経験などエッセイでよく問われる内容は、MBA前から考えていた&経験済みだったため、そこまで苦労せず仕上げることができた。

推薦状

推薦状は2通求められたが、第1志望だったため、昔の上司・今の上司・お客さん(IT担当執行役員)の3通を用意した。全員非常に忙しい方々なので、推薦状も土台は私が書き、その内容を確認してもらうなど、なるべく時間を取らせないように心がけた。

インタビュー

エッセイ対策で雇ったコンサルタントと模擬面接練習を3回ほど実施した。しかし、実際の面接は10分くらいの雑談で終わった。
また、当時はコロナで現地に行けず、テレビ会議での面接だったが、音声が悪い&独特の発音だったため、ほぼ聞き取れず推測しながら回答した。

MBA生活

英語はクラスの中で一番下手だったが、英語力向上のためと思って、授業内での発言は他のクラスメイトよりも多かった。
多くの授業は最後にプレゼンテーションを求められるため、グループワークが非常に重要となる。チームメイト同士を評価しあうPeer Evaluationが、成績結果が大きく影響することが多かった印象。
授業外は、クラスメイトとユニバーサルスタジオに行ったり、シンガポール観光したり、呑んだりして、シンガポールライフを満喫していた。

MBA取得後のプラン

私が働いている会社が2020年にシンガポールオフィスを設立したため、初期メンバーとして在星し、ビジネスの拡大に注力している。

メッセージ

仕事とMBA準備でプライベートの時間が全くないと思いますが、MBA後はこれまでとは異なるキャリアを歩める可能性が非常にあり、生活がより一層楽しくなると思います。今はその準備期間と位置づけて、計画的に進めてもらえればと思います。