Eさん/社費
Why Nanyang MBA
MBAの修了後はアジアでのビジネスに関わりたいという思いがあり、アジアのハブであるシンガポールでMBAを取得することに興味を持ちました。
また、私自身MBAの始まる直近の2年間シンガポールに赴任しており、ここでの生活に慣れていたため、勉強に集中できると思ったこともシンガポールを選んだ理由の1つです。
その中でNanyang MBAは、約20カ国という多様な国籍のメンバーから成るクラスであるということ、そして1学年の人数がフルタイムだと約50~60人という比較的少人数であるためより密度の高い授業を受けれると思ったため、このコースを選びました。
受験スケジュール
2011年の時点で2015年にMBA留学をすることをすでに計画していたため、準備はかなり前から行いました。
2011年4月 GMAT勉強開始(翌年3月受験時のスコアを提出)
2014年4月 IELTS勉強開始(7月受験時のスコアを提出)
2014年12月 Essay作成開始
2015年1月 出願、インタビュー練習開始
2015年2月 Nanyang MBAからの合格通知をもらい、進学を決定
TOEFL / IELTS
IELTSを選択し、最終スコアは7.5でした。
リスニングとリーディングはほぼ安定してとれていたため、勉強はライティングとスピーキングに集中して行いました。特に、ライティングは問題集を解き、通っていた英会話スクールの先生に添削してもらう勉強を試験直前まで続けました。
ただ、試験本番はリスニングが予想以上に解けず、結局リーティングの点数で平均点を稼ぐ形になりました。
GMAT / GRE
最終スコアは650点でした。
受験スケジュールにも書きましたように、私はかなり前からGMATの勉強を始められたので時間の余裕をもって準備することができました。
理系出身だったこともあり、幸いにもQuantitativeの範囲は安定して得点を取ることができていたので、主にVerbalを中心に勉強を進めていきました。
主にManhattan GMATという参考書を買うと付属してくるWeb Testを解き、その解説を読むという方法で進めていきました。
このWeb TestはVerbalは本番とほぼ難易度が同じであること、解説が充実していることからかなり役に立ちました。
エッセイ
Essayに関しては、GMATとは逆にあまり時間をかけることができませんでした。
そのため、私自身が会社で達成してきたことや私自身の強みなどに関して同僚や上司のフィードバックを得た上でドラフトを作り、Essay Edgeに添削を依頼し、それを基に最終版を書き上げました。
インタビュー
Interviewは録音式のものを1回、NTUのキャンパス内での面接が1回ありました。
面接の準備として、Essayで書いた内容を掘り下げるだけでなく、そこで書ききることができなかった強みや経験なども伝えることができるよう、想定される質問に対する答えを用意しました。
面接は30分と予想以上に短く、内容もEssayで書いた以上のことを聞かれることはありませんでした。
メッセージ
MBAの準備を開始した時期はかなり早かったため、試験勉強はかなり余裕をもって進められた一方、忙しさを言い訳にして肝心のEssayを直前になって慌てて準備してしまい、MBA留学までのプロセスを綿密に計画することの重要性を学びました。
ただ、この準備をする中で自分の強みは何か、何をMBA期間中に達成したいのか、そしてその後どの様なキャリアを進みたいのかを真剣に考えることができ、準備を始めた時点では漠然とした憧れだったMBA留学をより具体的な目標として、そして自分のキャリアの1つのステップとして捉えなおすことが出来ました。
MBA留学はそれにかける投資は時間的な意味でもそして金額的な意味でも大きいものではありますが、得られる経験・人脈もまた非常に大きいと思っています。もしMBA留学が少しでも考えにあるのであれば、是非それを目標として挑戦してもらえればと思います。