NTU MBA
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Cさん/私費

はじめに

MBAの学生の中では一風変わった経歴ですが、参考の一助にでもなれば幸いです。

Why Nanyang MBA

当初建設施工管理の仕事をしていたが、キャリアプランを考えたときに、グローバルに活躍できる人材を目指そうと決め、MBAを志した。
将来アジアでの起業も視野に入れていたため、当初からシンガポールのMBA一本で準備をした。
Waseda-Nanyang Double MBA(以下DMBA)とNUSを受験したが、Nanyangから先にオファーをいただいたため進学を決めた。

受験スケジュール

IT企業で営業をしつつ、2年間勉強しました。
予備校を結構使いましたが、これは相性のいい予備校と中々出会えなかったことも原因です。
ただし、よほど英語力に自信がなければ、時間を金で買うくらいの気持ちで予備校を使い倒した方が結果的に安上がりだと思います(受験準備期間の機会ロスも含めて)。

2013年4月:TOEFL対策開始、AGOSにてTOEFL対策受講
2013年7月:Y.E.Sにて文法、Listeningを受講
2014年4月:濱口塾にてGMAT勉強開始(オンライン受講)
2015年2月:GMAT, IELTS終了。エッセイ作成(濱口塾)、Recommendation letter作成依頼
2015年4月:インタビュー対策開始、出願(Nanyang, NUS)
2015年4月:Nayangからオファーをいただき、受諾。受験終了。

TOEFL / IELTS

途中でTOEFLに見切りをつけ、IELTSとGMATを同時並行で進めました。
最終的な出願スコアはIELTS6.0。Writingと相性が悪く、スコアが出るまでに時間がかかりました。
IELTSはTOEFLに比べて日本人と相性がいいと思います。
特にSpeakingは試験官との1対1のディスカッション形式なのでTOEFLよりも数段楽だと思います。

自分は基礎的な英語力が不足していたので多読やディクテーション、単語の暗記など本当に基礎的なところからやり直しました。
IELTS対策としてはY.E.SでListeningの基礎を固め、SpeakingはRare Jobで練習。ReadingとWritingに関しては市販の問題を購入し、問題演習を重ねました。
中でもY.E.SのListening講座はとてもおススメです。Y.E.Sの吉井先生はListeningだけでなく本当に基礎から英語の勉強を教えてくださり、私はここで自分の英語力を知ったことで後の受験プロセスがとても楽になりました。
TOEFL/IELTSでお悩みの方は是非お試しください。問題集はIELTS解体新書がとてもいいです。

GMAT

3回受験し、最終的な出願スコアは570でした。3回目の受験が2015年2月であったため、3回で受験終了しました。

Quantitative,Verbalともに濱口塾のGMATコースで対策しました。
VにQの3倍の時間を費やして勉強しましたが、あまり伸びませんでした。
Qは元々理系のバックグラウンドなこともあり、濱口塾の問題を一通りこなした後は安定して47-49が出るようになりました。
日本人はVを上げるには膨大な労力が必要となる場合が多いので、数学がとても苦手な方以外は、Qでいかに稼げるかが攻略の近道だと思います。
GMATはかなり特殊なルールの試験の為、予備校に通って試験のノウハウをしっかり覚えるのが大事だと思います。
濱口塾はコストパフォーマンスがいいこと、問題が豊富にあり、サポートも手厚いことから個人的には選んで正解だと思いました。

エッセイ

濱口塾の濱口先生と一緒に作成しました。
濱口先生はEssay、Resume、Recommendation letterのチェック全て行ってくれ、一切追加料金はかかりません。
2ヶ月も掛らずに全てのアプリケーションを仕上げることが出来たのは、間違いなく濱口先生のおかげです。
ものすごくサポートが手厚いので是非濱口塾の利用をお勧めします。

推薦状

前々職の上司(建設会社上司)、前職の上司(営業部時代の上司)に依頼しました。
日本語で作成をお願いし、こちらで英語に翻訳した後、濱口先生にチェックをいただき提出。
前々職の上司が多忙の為にRecommendationの提出が遅れてしまいました。早めに依頼するのがベターです。

インタビュー

アプライ後、10日程度でインタビューオファーの連絡があり、オファーの4日後に録音式のインタビューと1週間後にSKYPEで2対1のインタビュー。
キャリアオフィスのアメリカ人の教授の方と女性の方が担当で、質問はWhy MBA、Why NBSなどのベーシックな内容でした。
終始和やかなムードでインタビュー終了。インタビュー3日後に入学オファーをいただきました。

対策としては、レジュメ提出後に濱口塾と提携しているMatthewと5回インタビュー練習をしました。
Matthewは日本人アプリカントの強み、弱みを良く理解しており、インタビューを通じていかにアドミッションにアピールすればよいかを教えてくれます。
自分はあまり試験のスコアが良くなかったのでインタビューで巻き返す作戦でしたが、Matthewとのinterview練習のおかげでよいアピールができたと思います。

メッセージ

MBAに来て1月経とうとしていますが、非常に刺激的な日々を送っています。
Nanynang MBAはDiversityが高く、グループワークも沢山組まれている本当に身になる充実したプログラムです。
受験の際にはスコアが出ない等の焦りもあると思いますが、根気強く頑張れば合格できると思います。
私自身、スコアが出たのは本当にギリギリで、学校の基準には届かなかったものの合格することが出来ました。
最後まで諦めずに頑張ってください。