NTU MBA
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Cさん/私費

Why MBA

前職において、コンサルティングプロジェクトをほぼ一人でやり遂げた結果、コンサルタントとして自信がつき、一層、視野を広げたいという思いが芽生えました。

職場において、人を使って複数のプロジェクト・仕事を同時に進めることが得意で、一番達成感を得られました。
そのような役割を果たすのは何者かと考えた場合に、経営者やリーダーという役職が一番フィットすると思い、それならばと思った結果、MBAを志しました。
以前より、国際的な環境で仕事をしたかったというのも一因です。

Why Nanyang MBA

なぜ、シンガポールかについては、多くの多国籍企業がアジア統括支社を構えるほどのグローバル環境が整っていること、そんなシンガポールの急成長している姿を目にしていたかったこと、他国と比べ費用対効果が高いこと、温暖な気候であることが理由です。

その中で、Nanyang MBAを選択したのは、20か国から集まる生徒達のダイバーシティの高さ、クラスメート同士の仲が良いこと、リーダーシップとサステイナビリティを重視したプログラムを提供していることが理由です。

受験スケジュール

2011年8月 TOEFL学習開始(奨学金応募のため)
2011年9月 ロータリー財団奨学金出願用 エッセイ準備開始
2011年10月 IELTS学習開始
2012年4月 ロータリー財団国際親善奨学生合格
2012年6月 GMAT学習開始
2012年11月 エッセイ準備開始
2012年12月 Nanyang MBA出願
2013年2月 GMAT完了
2013年3月 初めインタビュー(キャンパスビジット)
2013年3月 上旬 合格通知受領

TOEFL / IELTS

受験には、IELTSを利用しました。(OA 6.5 L 7.5 R 7.0 W 6.0 S 6.0)

全部で4回受験しましたが、最初の2回はRやWのタイムマネージメントに失敗、S は6.0まで達せず、SkypeによるIELTSスピーキング対策コースを受講後、6.0まで延びました。

ListeningはIELTSやTOEFL教材を用い、通勤時のリスニングと自宅でのシャドーイングによって対策を行いました。
Readingも隙間時間を利用した、IELTSの過去問題集のほか、TOEFL用の単語集暗記とエコノミスト購読で訓練しました。
Writingはテンプレートを暗記、IELTS対策本をよく読んで、イメージトレーニングした位で、あまり対策していません。
Speakingは、8年前に1か月の語学留学経験があったことや、プライベートレッスンをそれから続けていたことで、苦手意識があったわけではありませんでしたが、思うようなスコアが出ていませんでした。Skypeを使ったIELTSスピーキング対策講座を利用し、目標の6点台を達成しました。

GMAT / GRE

初夏にMathの公式問題集を解き対策を開始、夏休みにSCの塾に1か月通いましたが、これらは非効率な勉強法だったと思います。
その後方針転換し、マスアカ、Prep、予備校のAffinityを利用し、多忙な仕事と都合をつけながら、受験2回目のスコアで何とか出願しました。
自分のレベルを測るためPrepで何度も模試を受けてみるとよいと思います。

MathはマスアカとPrepをひたすら極めることが近道です。公式問題集というよりかPrepだと思います。

Verbalは、全部Affinityに通いました。CRの授業が有名ですが、SC(ネット配信)やRCも、システマティックな解法や試験で聞かれているポイントが押さえられていいと思います。
予備校のテキストを信頼しつつ、講義の宿題にもなっている公式問題集や、Prepでの実践演習で、対策しました。CRとSCの回答率は8-9割程度まで追い込みました。

ただ、RCは4問中2問、文章が短いものを選んで回答しました。これで31まで達しました。
AWAはIELTSの延長のような感じで、テンプレートを利用しながら、理由や事例を書くことを意識、十分な量を書くことに専念しました。

エッセイ

冬場になるにつれ、仕事が忙しくなり、シンガポールMBA2校のみに専念し集中突破する戦略を取らざるを得ませんでした。
基本的にEメールベースで添削指導のやり取りを行う、ビジネスパラダイム社を利用し、2-3ヶ月ほどで完成させました。

8年の職務経験があったため、それほど、エッセイに書く事例には困りませんでした。

インタビュー

Manabi.stというMBAインタビュー用の対策をしてくれる所で、Skypeで面接の訓練をしてもらいました。重要な質問にどう回答すべきか、事前に想定問答しておくことは重要です。

一発で決めたかったので、3月に休みをとって弾丸でビジットしインタビューを受けました。
自分のバックグラウンドと近いためか、MBAのファイナンスの教授が担当してくださり、時間は1時間弱くらいだったでしょうか。挨拶や世間話から始まり、基本的な質問が多かったと思います。

ちなみに、当日は午前中にSGに到着、ホテルで休憩後、面接を夕方に受けました。スーツ姿で、羽田空港で買った抹茶の和菓子をお土産に持っていきました。

メッセージ

私の場合は、MBAという資格取得を目的に留学しに来たというよりか、この1年間でどれだけ国際経験をできるか、もっと言うと、自分のこれまでの経験をもとに国際的な環境で活躍できるか、多国籍な生徒の中でリーダーシップを発揮できるかということを目標にしています。

ただ、その手段がMBAの授業におけるグループワークだったり、海外におけるインターンシップだったり、ロータリー活動だったり、海外からの留学生との交流活動だったりするわけです。MBAの授業だけではもったいないですからね。

この先の将来の夢をかなえる可能性を高める、あるいは、これまで体験できなかった新しいものを見て感じて自分の視野とやりたいことのバリエーションを広げるという意味で、MBAの価値を日々実感しています。
授業ではコールされることも多いですが、うまく対応できる度に、自信もついてきています。

目的を明確にし努力を継続していれば、必ず結果がついてきます。皆さんも、期待を胸に頑張ってください。