NTU MBA
日本人向け情報サイト

Bさん/社費

Why MBA

自社のグローバルビジネス(主にアジア)に貢献できるようになるため。
海外経験がなかったため、英語力の向上と異文化体験の獲得が主目的です。

Why Nanyang MBA

シンガポールのMBAのみを志望しており、プログラムの評判、キャンパス内の寮で生活できることなどを理由に選びました。
日本人学生の方のブログにも影響を受けました。

受験スケジュール

2012年4月  社内選考合格、IELTS、GMAT SC学習開始
2012年7月  IELTS1回目(6.5)、IELTS学習中止
2012年8月  GMAT学習専念
2012年10月  GAMT1回目(620)、出願スコア獲得
2012年11月  ITELS 5回目(7.0)、出願スコア獲得
2012年11月  エッセイ準備開始
2012年3月上旬 Nanyang MBA出願
2013年3月中旬 インタビュー
2013年3月   合格通知受領

TOEFL / IELTS

IETLSを選択しました。理由は、TOEFLと異なり、予備校に通ったり、テクニックやテンプレートを習得しなくても対策ができると考えたためです。
Readingは、10年ぶりに呼び覚ました大学受験時の読解力をもとに、電車等の移動時間にTOEFL英単語3800の単語をレベル4まで暗記し、対策しました。GMATの勉強で難しい文章を読んだり、簡単な文章を早く読む訓練をして以降、読解力が向上したと思います。
Listeningはシャドウィングを毎日続けました。元々大の苦手と認識していたので、英語の勉強の時間の大半を注ぎましたが、なかなか効果を感じなかった分野です。
Writingは、過去問をTask1,2共に20回ずつほど書き、ネイティブスピーカーに添削してもらいました。Task1は使いやすい表現を覚えました。ここで覚えた表現は留学でも活きています。
Speakingは、フィリピンのオンライン英会話やネイティブスピーカーとの会話を続けました。これで試験への対応はある程度できるようになりました。

GMAT / GRE

アプライに必要な600点を超えることに焦点を当て勉強し、結果的に1回で終えることができました。

まず、YESに5月~7月に行ってSCを勉強した結果、SCが得意になりました。ここで習った英文法は、MBAの準備の中で最もためになりました。
その後、濱口塾に入塾し、Math、 VerbalのCR、RCの教材をこなしました。
通学をする時間がなかったので、オンラインで質問でき、かつ講義を音声ファイルで聞ける点が良かったです。
SCに比べCRは最後まで苦手でした。RCも比較的得意でした。Mathは、濱口塾の教材を一通り勉強しました。

AWAは過去問の回答集に目を通しパターンを知ったうえで、2,3回程度練習しました。
これも使いやすい言い回しを回答集から抜き出し、覚えておきました。

IRは、試験導入1年目で評価の対象外であったため、公式問題集を試験1週前にやっただけです。

エッセイ

元FECの木下(現L-INK)にお願いしました。会社から近いということとネットでの評判がよい印象を受けたからです。
各設問に対して日本語で素案を作り、それに対してカウンセラーのフィードバックをもらった後、自分で英語で書きました。

その後、ネイティブのMBAカウンセラーにチェックしてもらいましたが、残念ながらその質に満足できず、色々なネイティブの人にチェックしてもらいました。MBAカウンセラーでなくても教養あるネイティブに頼むのが一番いいと思います。

また、アジアの学校であれば、TOEFL/IELTS、GMATの点数が基準点を超えていれば、インタビューに呼ばれると思うので、インタビューの方に時間をかけた方がよいと思います。
エッセイの過程で英作文をたくさんしたことは、ためになりました。

インタビュー

暗記を薦めない人もいますが、自分は練習の過程で、その場でロジカルに答えるほどの英会話力がないと判断したため、基本、暗記しました。

自分のリーダーシップ、コミュニケーション、マネジメント上の強み、それを裏付ける経験、そこから得られた教訓、また自分の業界や日本の経済についての意見を英語で用意しました。Skype面接は特に緊張もせずやりやすかったです。

メッセージ

共働きで、子供もいたため、時間のマネジメントに最も苦労しました。1年間ほとんど飲み会も行きませんでした。家族や会社の方々のサポートにとても感謝しています。
私は、1年間の勉強のみでMBA受験を乗り切りましたが、多くの方がおっしゃるように、MBAでの学びを最大化するためにも、英語はしっかりと地力をつけられてから留学するのが本当によいと思います。

なお、NTUをお勧めできる点は、フルタイムの生徒約70名の大半が同じ学内の寮に住んでおり、グループワーク、宿題、試験勉強、スポーツ、食事、雑談等多くの時間をクラスメートと共有することができる点です。
学生生活を楽しむという点ではとてもよい環境だと思います。
また、様々な地域から来る生徒は日本のビジネスや文化に興味を持っている方がとても多いです。

また、教授も、日本で働いたことがある方、日本語のできる方もいらっしゃり、授業では日本の事例もよく取り上げられます。
その意味において、日本人が活躍、貢献できる機会の豊富な学校だと思います。