NTU MBA
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Aさん/

Why MBA

今までドメスティックな環境の中で経験を積んできましたが、外資系クライアントや海外企業とのやりとりを通して、海外でも通じるマネジメントスキルの必要性を感じておりました。
また、今後更なる成長が期待できるアジアにて生涯に渡るネットワークを築きたいという思いが強くなり、アジアのスクールをメインターゲットとして、MBAを志すようになりました。

Why Nanyang MBA

アジアのハブであるシンガポールにて、アジアを中心としたイシューを深く学ぶことができるプログラムが最も自分の意向にフィットしていると考え、Nanyang MBAを志望しました。
また、20カ国以上から集まる様々なバックグラウンドを持った仲間と共に切磋琢磨できる環境があることも志望理由の一つです。

受験スケジュール

2008年 MBA受験のための勉強を始めるも諸事情により中断
2011年10月 TOEFL学習再開
2012年7月 GMAT学習開始
2012年9月 エッセイ準備開始
2012年12月 Nanyang MBA出願
2013年2月 インタビュー(skype 1回目)
2013年3月 インタビュー(skepe 2回目)
2013年4月上旬 合格通知受領
2013年4月中旬 他にオファーを受領していたUS、香港のスクール、他選考中のスクールにwithdrawの連絡を入れ、Nanyangのオファーをaccept
2013年4月下旬 Nanyangから奨学金(授業料の一部)の通知受領、accept

TOEFL / IELTS

TOEFLはMBA受験の中で最も苦労した部分であり、15回ほど受験しました。
半年ほどTOEFL専門の予備校に通ったのですが、思うようにスコアがあがらず、結局自己学習がメインでした。

日本人のスコアにありがちですが、ReadingとWritingの高得点でListeningとSpeakingの低得点をカバーしました。
Readingは単語暗記と多くの文章を速く読む訓練により、スコアを上げることができました。
また、Writingはある程度自分でテンプレートを作成し、そのテンプレートに当てはめる形で多くの問題を解くことによりスコアが上がりました。
Speakingは最も苦手だったのですが、発音教室に1年通ったことに加え、skypeを使ったオンライン英会話を多用することで、ある程度のスコアをとることができました。

GMAT / GRE

TOEFLに時間をとられたため、出願までGMAT受験回数が限られてしまい、出願直前に受けた3回目のスコアで出願しました
Quantitativeは公式問題集とPrepを解いたのみで高得点をとれたのですが、Vervalはかなり苦労しました。
それでも予備校のテキスト、公式問題集やPrepを繰り返し解いたことにより、CRとSCは9割程度自信を持って解答できるくらいになりました。
ただ、RCは最後まで苦手なままで、試験では半分程度ランダムクリックでした。
AWAはTOEFLと同様、ある程度自分のテンプレートを作り、それに当てはめて問題を解く訓練をしたことにより、安定したスコアをとることができました。

エッセイ

Nanyang MBA以外にも数校出願したため、書かなければならないエッセイの数が多く、4ヶ月ほど準備期間をとりました。
自分で作ったたたき台をもとに予備校のカウンセラーから指導を受け、ブラッシュアップしていきました。
最後はEssay EdgeというオンラインサービスでNative Checkをして完成させました。

インタビュー

エッセイやレジュメに記載した内容は完璧に答えられるように準備し、Skypeのオンライン英会話で何度か練習した上で本番に臨みました。
一回目のインタビューでは拍子抜けするくらいに基本的な質問のみで、さらにインタビュアーの方のコメントが長く、インタビュアーが話す割合:自分が話す割合が7:3くらいでした。

インタビューが一回と聞いていましたが、私の場合何故か二回目のインタビューの連絡がありました。
二回目は基本的なことに加え、少し突っ込んだことも聞かれました。ただ、変化球はなかったため、落ち着いて回答できたと思います。

メッセージ

MBAの費用や留学中の収入面での機会損失を考えると、ショートタームでの費用対効果は必ずしもプラスだとは言えません。
ただ、生涯にわたるネットワークの構築、普通に働いているだけでは味わえない様々な経験など、プライスレスな部分により価値があると感じており、留学中も勉強で毎日大変ですが、MBAを志してよかったと思っています。

MBA受験は長く、何度も心が折れそうになると思いますが、その先に待っている素晴らしいMBA生活を想像しながら、いかにモチベーションを維持するかがキーだと思います。

もしこの記事が、NANYANG MBAをはじめ、アジアのMBAに興味のある方にとって少しでも参考になれば幸いです。