NTU MBA
日本人向け情報サイト

Fさん/私費/フルタイム

自己紹介

出身業種:法律
経験年数:10年
性別:男性
社費/私費:私費

弁護士としてキャリアをスタートしたものの、法律だけでなくより幅広いサービスを提供したいという想いから、会計を学び、その後、事業再生や税務に関する経験を積んできました。これらの分野に関する専門性をより向上させて、顧客に対してより総合的なサービスを提供するため、MBAを通じてビジネスに関する知見をより高めたいと思っています。

Why Nanyang MBA

弁護士の典型的なキャリアパスとしては、海外留学をしてLLMに進むことが一般的ですが、私の場合は、会計・事業再生・税務というよりビジネスに関する知見が求められる分野に携わってきたので、早い段階からMBA留学をしたいと考えていました。
留学先に関して、当初は世界のビジネスの中心であるアメリカに留学するのがよいのではないかと考えていました。しかし、家族帯同で渡航することを前提に考えていたので、アメリカの治安についていいニュースを聞かないことや、将来的にはビジネスの中心がアジアになると考えられること、その中でもシンガポールがビジネスのハブとしての役割を担っていることを考えると、留学先をシンガポールとすることが自分にとって最適だと考えるようになりました。そして、その中でも、昨今のAI×データの重要性を考えると、これらの分野に強みのあるNanyang MBAで腰を据えて学ぶことで、自分の強みをより活かせるのではないかと考えています。

受験スケジュール

~数年前 留学することを考え出す(これ以降、時間を見つけてIELTSを受験するも、この時点では目標スコアには達せず)
2023年11月 本格的に対策を開始する
2023年12月 IELTSの目標スコア達成、GMATに移行
2024年4月 GMATの目標スコア達成、一旦受験から離れる
2024年12月 2nd Roundにてアプライ
2025年1月 ウェブインタビュー、オファー受領

TOEFL / IELTS

最終スコア IELTS OA7.0 (R 8.5 / L 6.5 / W 6.0 / S 6.0)
Readingに関しては、大学受験の時にしっかりと勉強したことや、仕事でも英文契約書などを取り扱うことから、点数を稼げる科目だと考えていました。
一方で、その他の科目、特にSpeakingに関しては、当初から苦手意識があったので、腰を据えて対策をする必要があると思っていましたが、思ったよりも早く目標スコアを達成できたため、留学中も苦労することになると思っています。

GMAT / GRE

最終スコア GMAT focus 695
基本的には公式問題集をひたすら解くという戦略が功を奏しました。特に、Verbalに関しては、苦戦することが見込まれたので、早いうちからG-Prepに入会し、そのおかげで、GMATに費やす時間を相当短縮することができました。

エッセイ

エッセイに関しては、何度か就活を経験していたので、あまり苦労せずに進めることができました。基本的には、まずは日本語で言いたいことを作成した上で、ある程度叩いてからそれを英語にしていくという手順で進めました。周囲にMBA経験者が一人もいない状況でしたが、アドバイザーにMBA Loungeを起用したおかげで常に相談できる相手がいる安心感がありました。

推薦状

法律事務所時代の先輩と前職の直属の上司に依頼しました。二人とも私生活も含めて懇意にさせていただいていたので、 快く引き受けていただけました。先輩は弁護士としての自分、上司は現在の自分を最も知っている方でしたので、自分でも知らない自分のいいところを引き出していただき、理想的な推薦状にしてもらえたと自負しています。

インタビュー

英語でのコミュニケーションをする職場環境でなかったことから、GMAT対策が終了した後に、毎日オンライン英会話で練習を繰り返しました。これに加えて、面接対策で定評のあるNishを起用したことで、本番を見据えてのシミュレーションを何度も行うことができました。

受験準備でやっておけばよかったこと

限りある時間の中で、仕事や子育てをしながら、計画的に準備をしてきたので、後悔しているわけではありませんが、強いて言うならば、もっとオンライン英会話などのコミュニケーション対策に力を入れておけばよかったなと感じております。

MBA生活

※渡航後にアップデート

MBA取得後のプラン

最終的には独立したいと思っていますが、今後の方向性に関しては、様々なことを検討して、後悔のないように進路を選択していきたいと思っています。

メッセージ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
世界情勢が急速に移り変わる中で、海外留学をすることは勇気がいることですし、MBA留学が正解であるとも限りません。また、家族がいる場合には、自分だけでなく、家族のことも考える必要があります。
しかし、私は様々な経験を積むことで、より豊かな人生を歩むことができると信じており、「目の前の景色を変えるには自分が動くしかない」という信念を胸に今後も後悔のない人生を歩めるよう精進していきます。
ぜひ、これを読んでいただいた皆様にとっても、ご自身の人生を考えるきっかけにしていただければ望外の幸せです。