Dさん/私費/Nanyang-Waseda Double Degree
自己紹介
大学を卒業後、コンサル会社2社でコンサルタント及びデータアナリストとして5年ほど勤務した後に、スタートアップの社長室での経営管理業務、事業企画及びセールスオペレーションチームのディレクターとして3チーム20名のチームマネジメントを1年半ほど経験。2022年の7月から休職し、私費でNanyang-Waseda Double MBAに留学予定です。
学生時代にフィリピンのセブ島で1ヶ月程度の超短期語学留学の経験はあるものの、ほぼ純ドメで仕事では時折slackやオンライン会議で英語を使う程度でした
Why Nanyang MBA
次昇進すると執行役員(General Manager)となるため、他リージョンを巻き込んで仕事をする語学力・海外経験を早期に培うことが急務になりました。現職で上記スキルを事業成果を出しつつ身につけていくには時間がかかると考え、学生時代から漫然と憧れがあった海外留学およびMBAに今チャレンジすることがベストだと考えました
また、下記理由からアジアに絞って考えていました
- 現職がアジア系のメンバが多い企業であること
- 今後もネイティブとバリバリ英語で働いていくキャリアイメージが全くわかなかったこと
- 私費での留学で資金も限られていたこと
なかでも下記理由から、Nanyang-Waseda単願で受験しました
- 日本でのキャリア興味があるさまざまな国のメンバと濃い関係が築けること
- 現職にも関係があるEntertainment Businessに関する講義がある稀有なプログラムであること
- 日本人向けの奨学金が100万円-200万円かなりの確率でいただけること
- キャリアの中断期間としてプログラム期間が1年強でNUSやHKUSTよりも短いこと
受験スケジュール
2021年1月 コロナが長引きそうなので、今年は英語勉強しようとIELTSの勉強を開始
2021年4月 IETLS初回受験。目標スコアのOverall7.0が取得できたので終了
2021年5月 カウンセラーと契約しCV作成(結果としてこのタイミングで作っておいたので後半だいぶ楽でした)
2021年5-9月 ひたすらGMAT受験(合計5回フルで受験)。初見のPrepで700点を超えている状態で本番を受けても600点を切り、何をすればいいのかさっぱり分からなくなっていました。(7月に昇進して、2チームの立ち上げ、マネジメント業務にも追われており、全てを投げ出したくなった結果、間の1ヶ月半くらいは全く勉強せずにNetflixばかり見ていました笑)
2021年10月 エッセー作成開始。GMATの残機が1になってしまったこともあり、3週間ほどGREを詰め込みで勉強してGMAT600相当が出た(後から気づいたがGREの方が圧倒的に相性が良く、GMATにこだわりすぎたことを反省)
2021年11月 最後のGMAT受験でPrepに近い670点のスコアが出たため、Nanyang-Wasedaに出願。数時間後にはインタビュー招待があった。
2021年12月下旬 NTUインタビュー実施。
2021年12月末 インタビューから1週間弱でNTUから合格通知。すぐにオファー受諾と入学金振り込み。
2022年2月上旬 Wasedaからも合格通知。(Wasedaからの合格通知に対しては特に対応不要。Nanyangの合格から日が空くので注意)
TOEFL / IELTS
TOEFLは一度も受験せず、IELTSに絞って対策を行いました。
リーディング・リスニングは単語を覚えて公式問題集を解くのみで対策としては十分だと思います。
スピーキングはmy tutor、ライティングはUK PLUSで見ていただきました。
GMAT / GRE
GMATを受験しました。Mathは特に苦労せず、マスアカ2周ほどして英語表現だけ理解した後はスコアは安定しました。
問題はVerbalでした。正直何をすればスコアが伸びるか全くわからない試験でしたが、AffinityのRC講座を受けた後はRCのスコアが安定したのでおすすめします。
エッセイ
2度転職していることもあり、ネタには困りませんでした。
まず日本語で整理して日本語の時点で日本人カウンセラーにチェックしてもらった後に英訳し、4往復程度したと思います。GMATの息抜きで作成しました。
推薦状
現職の元上司、上司にお願いして2人とも快諾いただけたため、全く困りませんでした。
インタビュー
想定問題集を作り、スムーズに回答できるようになるまで1人でぶつぶつ練習しました。
当日は正直想定外の質問も多かったですが、回答に対して学校の魅力などを補足説明してくれることもあり、終始和やかで雑談ベースのインタビューでした
MBA生活
現在本コースが開始して間もないタイミングですが、2022 Intakeの場合は全体のクラスサイズは58人(1クラスあたりでは30人以下)となっており、小さなコミュニティで関係を築きたいと考えていた私にとっては非常に充実したMBA生活となっています。
授業では他国の学生の慣れないアクセントには非常に苦戦していますが、日本にいてはなかなか触れることができない生きた英語と考えてMBAに来た価値があると前向きに捉えています。
メッセージ
都心から離れたNTUは、仕事から離れて学生同士でのディスカッションや勉強に集中したいと考える人にとって非常に良い環境です。キャンパスビジットに来ていただくとわかりますが、アクセスが非常に悪く、キャンパスも異常に広くてなんでもあるので、大体のことはキャンパス内で事が済みます。平日はなかなかキャンパスから出ようとすら思いません笑
2023年入学からNUSなど他校との学費差も大きくなり、NTUを検討し始めた方もいらっしゃるかと思います。ぜひお気軽にお問い合わせフォームや在校生のLinkedinでコンタクトしてください!