シンガポールは1965年に建国された、ほぼ赤道直下(北緯1度)のマレー半島南端に位置する島国です。人口は560万人程度で総人口の約75%が華人、約15%がマレー系、約8%がインド系という多民族国家です。これに伴い、公用語は英語、中国普通話、マレー語、タミル語の4つであり、あちこちの看板にはこの4言語が併記されています。シンガポールの英語はイギリス英語がベースですが、シングリッシュ(Singlish)という英米英語とは異なる独特の訛りを使う人もいます。

 

人口構成上8割近くが華人であるため、シンガポールの文化の大部分は中華文化の影響を受けていますが、国が定めた祝日にイスラム教の祝日ハリ・ラヤ(Hari Raya)、仏教との休日ヴェサック(Vesak)、ヒンドゥー教の祝日ディーパバリ(Deepavali)、そしてクリスマスや春節が設定されているように、お互いの文化を尊重し合っています。

 

賑わいを見せる休日の繁華街・オーチャード。

 

シンガポールについて

シンガポールでの暮らし

マリーナ地区

有名なマリーナベイ・サンズの他、高級ホテルが軒を連ねているのがこちら。金融をはじめとした多国籍企業のビルが集まっているので、シンガポール就職を志す人の刺激にもなる課と思います。南洋理工大学のAlumni Houseもこのエリアに位置しています。

シンガポールのランドマークであるマリーナベイサンズ。屋上のプールからの景色は壮観の一言。

オーチャードロード

賑わいを見せる休日の繁華街・オーチャード。世界的に有名な高級宝飾店がずらりと並ぶ中、伊勢丹や高島屋もあります。

チャイナタウン(牛車水)

シンガポールの中でエスニックな中国らしさを楽しみたいときは、MRT Chinatown駅にあるチャイナタウンがお薦めです。観光名所であるヒンドゥー教寺院「スリ・マリアマン寺院」もこのチャイナタウンにあります。

リトルインディア

東南アジアに居ながらにしてインドの雰囲気を味わえるのがこのリトルインディアです。インドらしいお土産屋さんや飲食店が多数あります。ここにあるショッピングセンターであるムスタファ・センターは、エスニックな雰囲気のアイテムが数多く取り揃えられているため、日本人観光客にも人気です。最寄りは勿論、MRT Little India(リトルインディア)駅です。

アラブストリート

壮麗なサルタン・モスクがあるのがこのアラブストリートです。周辺ではマレーシアやインドネシアの特徴的なバティック柄の衣服などが売られています。飲食店はマレー系のほか、中東系のものもあります。最寄りのMRT駅であるBugis(ブギス)の近くにはBugis Junction (ブギスジャンクション)には、多数の日本料理店に加え、日本の書店や雑貨店などが入居しており、在シンガポール日本人にとって嬉しいショッピングモールです。

セントーサ島

レジャースポットとして人気が高いのがシンガポール南東部に位置するセントーサ島です。ユニバーサルスタジオ・シンガポールがあるのもここです。高級レストランやホテルにビーチと何でも揃っており、日常から解放してくれます。MRT Sentosa(セントーサ)駅からモノレールですぐです。

リャンコート

観光地とは少し異なりますが、日本人のシンガポール生活に大変役立つのが Liang Court (リャンコート)です。ここはシンガポールで最も日本な場所で、大きな日本書店、日本語の通じる病院、日系美容室、日系学習塾など、現地に住む日系人の生活を強力にバックアップしています。さらに入居しているスーパーマーケット・明治屋を活用すれば、シンガポールに居ながらにして日本と同じような食生活を送ることも可能です。最寄りのMRT駅はClarke Quay(クラーク・キー)駅。

ジュロンポイント (ブーン・レイ)

大学から最も近いショッピングモールがBoon Lay(ブーン・レイ)MRT駅に存在するJurong Point(ジュロンポイント)です。

電器店や書店、衣料品店、24時間開いているスーパーマーケットなどがあり、生活に必要なものは手に入る環境のうえ、映画館まであります。

Westgate/Jem/Big Box/IMM (Jurong East)

ジュロン地区最大のショッピングの街が Jurong East (ジュロン・イースト)地区です。Jurong East のMRT駅には、Westgate(ウェストゲート)、Jem(ジェム)、Big Box(ビッグボックス)そしてIMMの4つの複合商業施設が直結しています。

WestgateやJemは各国の高級レストランやアパレル、文具店、電器店などが多数入居するショッピングモールです。日本人のなじみのあるところでは、Westgateには伊勢丹のほか、寿司屋や日本の中華料理店、チョコレート店などがあります。一方、Jemには日本資本の書店、衣料品店、雑貨店などが入っています。

Big Boxは家具や家電などの大物を大規模に取り扱っているデパートです。業務スーパーもここに入居しています。また、IMMはシンガポール最大のアウトレットモールであり、バラエティーに富んだレストランや衣料品店の数々のほか、日本資本の2ドルショップや電器店などのアウトレットショップが入居しています。

 

Star Vista (Buona Visa)

ジュロン地区で最も日本風のお店が多いのが、Buona Vista(ブオナビスタ)MRT駅最寄りにあるStar Vista(スタービスタ)です。日本の定食屋、寿司、カレーライス、焼き鳥、お好み焼き、焼肉、豚カツ、和風スパゲッティー、ファミリーレストランなど、日本の料理はほぼ何でも食べられます。また、日本から輸入した日本の食品を購入できるのもここです。Buona Vistaは NTU@one-north の最寄り駅でもあります。

チャイニーズ・ガーデン

南洋理工大学最寄り駅であるBuona Vista から2駅のところにあるのが Chinese Garden(チャイニーズガーデン)で、ここでは美しい緑と湖とを楽しむことが出来ます。日本庭園や盆栽ガーデンもここにあります。

West Coast Park (Clementi)

West Coast Park(ウェストコーストパーク)はサウスウェスト地区に位置する巨大な公園です。この公園では、サイクリングやバーベキュー、キャンピングなどが出来ます。大人数でバーベキューをするときは、この公園が選ばれることがあります。

コンドミニアム・HDB(公営住宅)

シンガポールの集合住宅は大きく分けて、コンドミニアム(富裕層と外国人向けの集合住宅)とHDB(シンガポール国民向けの公営集合住宅)とに分かれます。3000シンガポール・ドル程度が相場になります。一方でHDBは月1000シンガポール・ドル程度ではありますが、これを取り扱っている日系エージェントは少なく、多くの場合、現地エージェントと直接取引をしたり、現地の方とシェアハウスをしたりすることになります。

コンドミニアムはプールやジム付きのものが多く、非常に快適。

日本と同様、非常に治安が良いシンガポールの街。

合格を獲得した後は、多くの人は6月後半開始の英語クラスに参加することになります(英語圏の大学で学位を取得している人や非常に高い英語力を持っている方を除く)。それまでの間は、日本にいながら南洋理工大学へ進学する準備をすることになります。

オンラインコース

上記の英語クラスの他に、MBAに関連する基礎項目を学ぶオンラインコースを受講するよう、Nanyang Business School から指示されます。このコースには、会計学、ファイナンス・統計・確率のための数学、ミクロ経済学が含まれています。勿論、追加費用は要求されません。

寮の申し込み

寮(Graduate Hall 1 & 2)に申し込むかどうかというメールが Office of Housing & Auxiliary Services から届きますので、それに答える形で申し込みを行います。不明な点があれば、同Officeにメールを送ればすぐに回答してもらえます。大学の外に住むことを望む場合は、インターネットなどで現地の不動産検索サイトをあたってみると良いかと思います。

学生ビザ申し込み(渡航前編)

大学からの指示を受けて、シンガポールの当局(ICA)あてに学生ビザ(STP)発行のための資料の提出と費用の支払いを行います。Processing Feeが30シンガポール・ドル、Issuance Feeが60シンガポール・ドル程度です(価格は変わることがあります)。支払いにはStudent’s Pass On-Line Application and Registration (SOLAR)というシステムを用います。

 

eForm 16 という書類にご自身の情報を記載してSOLAR経由で提出すると、暫くのちに大学からIn-Principle Approval (IPA)レターが発行されます。シンガポール入国時には、入国審査の際にこの資料を見せることになります。また、入国時に手元に残るEmbarkation Card(入国カード。入国時に記入する白色の紙)は後のビザ発行プロセスに必要になるので、必ず残しておきましょう。

 

GSCDO Pre-Arrival Package

Graduate Studies Career Development Office (GSCDO)から入学前に様々な情報が提供されます。たとえば、

 

・NTUドメインのメールアドレスの作成

“e.ntu.edu.sg”ドメインのメールアドレスを作成するように指示されます。このメールアドレスはMBA後も継続して使用することができます。

 

・MBA学生の服装に関して

MBA学生に必要な衣服の説明を受けます。もちろんビジネススクールですので、外部イベント等でのフォーマルな服装はもちろん、普段の講義でもきちんとした身なり(ビジネスカジュアル)で受けることが推奨されています。

(しかし実際のところは、大学に慣れてきた辺りから、ラフな服装に切り替える方が多いです)

 

・キャリア診断サービス

オンラインのキャリア診断サービスが提供されます。あくまで参考にというものですが、今後のキャリアを見直す一助になるかと思います。

 

eForm 16 という書類にご自身の情報を記載してSOLAR経由で提出すると、暫くのちに大学からIn-Principle Approval (IPA)レターが発行されます。シンガポール入国時には、入国審査の際にこの資料を見せることになります。また、入国時に手元に残るEmbarkation Card(入国カード。入国時に記入する白色の紙)は後のビザ発行プロセスに必要になるので、必ず残しておきましょう。

 

入寮

入寮可能日が来たら、Graduate Hall 1または2へ行き、手続きを行います。部屋の鍵は非接触式で、ドアに設置されているセンサーに近づけると鍵を開けることが出来ます。室内にはエアコンと扇風機がありますが、エアコンは有料で、専用のエアコンカードにお金をチャージして室内のカードリーダーに挿せば動作させることができます。

英語クラス

英語で学位を取得していない者や英語力が不十分な者限定で受けられる、3週間程度の英語クラスです。平日毎日出席することになります。英語クラスと銘打ってはいるものの、英語自体を学習することは殆どありません。実質的には、英語でプレゼンテーションやグループワークをする練習をみっちりと行います。非日本人学生たちは当然最初から英語に困る人は皆無で、みな流暢に英語を話します。もし英語に不安があれば、渡航前に徹底的に英語を練習していくことをお薦めします。

学生ビザ申し込み(渡航後編)

南洋理工大学のキャンパス内でSTPの手続きをするOffsite Enrolment (OSE) というイベントが8月前半頃に行われます。南洋理工大学に到着したら、まずはOSEのアポイントメントを取るための会が入学の前にノーススパインにあるグローバルラウンジにて実施されます。このとき、IPAにもスタンプが押されます。

 

OSEの日には、次の資料を持参するように指示されます。

 

・予約日を記載した資料(グローバルラウンジで発行されます)

・IPAレター(スタンプ済み)

・SOLAR経由で提出したeForm 16のプリントアウト

・ICAへのSTP Issuance Fee等の支払い済み証明書のプリントアウト

・パスポートとパスポートのコピー

・Embarkation Card

・パスポートサイズの写真

・Medical Report

 

OSEにてこれらの資料の提示が完了すると、9月上旬にSTPの受け取り会が南洋理工大学内で行われます。

配偶者ビザ申し込み

学生本人にはSTPが発行されますが、配偶者の長期滞在のためには(配偶者がシンガポール国内で働いていなければ)Long-Term Visit Pass (LTVP) が必要になります。LTVPの発行のために必要になる資料は以下の通りです。

 

・Form 14 (要写真)

・Form V39I

・婚姻証明書(英語)

・学生本人のSTP

・配偶者のパスポート

・配偶者のSocial Visit Pass(Embarkation Card)

 

このうち、Form 14とV39IはStudent Affairs Office (SAO)に連絡するとメールで貰えます(Business School経由で連絡すると簡単です)。また、英語版の婚姻証明書は、日本から戸籍謄本を持って来れば、在シンガポール日本大使館で作成が可能です。

 

上記の資料(とコピー)を持参してSAOに直接提出すれば、程なくしてSupport Letterが発行されます。更に、Support Letter(および各種ドキュメント)を持ってICAに行き、Process Feeを支払います。このプロセスには1か月程度掛かるため、必要ならSVPの日数を延長してもらえます。

 

約1か月後、ICAからSAOあてにApproval Letterが送られるので、それを受け取ります。配偶者がこのApproval Letterと健康診断結果を持ってもう一度ICAに行けば、手続きが完了します。健康診断は学内のUniversity Health Serviceで受診するのが簡単です。

 

最終的に、LTVPはSAOに送付されます。受け取りには夫婦以外の学生が証人として必要になるので、クラスメイトの誰かにお願いしてついて来てもらいましょう。

健康診断

「学生ビザ申し込み」の項中のグローバルラウンジでの手続き中に、University Health Centre のアポイントメントも発行されます。指定された日時に同センターに行き、検査を受けるとMedical Reportが発行されます。このレポートは、STPの取得や入学手続きの際に提出を求められます。

健康保険

大学が提供する健康保険に加入することになります。ベーシックな内容をカバーするMedical Scheme(約50シンガポール・ドル)とGroup Hospitalisation & Surgical Insurance Scheme (GHSI)(約95シンガポール・ドル)の両方に入る必要があります。ノーススパインプラザにあるOne-Stop Service Centreで支払いが可能です。これらに入っていれば、大学内外の病院で診察を受けたり、入院したりしたときに医療費がカバーされます。

携帯電話・インターネット

入学前後から、様々な場で携帯電話の番号を記載することを求められます。シンガポールにはSingtel、Starhub、M1という3つのキャリアがありますが、どれを選ぶかは好みによります。

 

STP正式発行後に年間契約などを結ぶことも可能ですし、STP発行以前でも空港やコンビニエンスストアなどで短期のSIMカードを購入することができます(チャージし続ければ1年間同じ電話番号を使い続けることもできます)。

 

どのキャリアでも、SIMカードのみで利用したい場合は、日本からSIMフリーの端末を持っていくと良いと思いますし、現地で安い端末を購入するのでも問題ありません。

銀行口座開設

授業料や生活費などの支払いを考えると、シンガポール現地の銀行口座を持っておくのが便利です。南洋理工大学内のノーススパインプラザにはOCBCがありますので、そこで口座を開く人が多いですが、お好みに応じてDBSでもUOBでも、あるいはHSBCなどの外資系銀行でも良いと思います。

 

口座を開くために必要な資料は以下の通りです。

 

・住所を証明するもの

・Acceptance Letter(入学許可証)

・パスポート

・IPA

 

このうち、住所を証明するものは、Graduate Hall在住であれば、Hall 15にあるAdmin Officeへ行けば発行して貰えます。

 

OCBCの場合、銀行口座の維持手数料が掛かりますが、1000ドル預金してあれば維持手数料は免除されるので、口座を開いてすぐにそれ以上の額を入金しておくとよいです。

Matriculation (入学手続き)

入学手続きは7月頃に行われます。Preparatory English Courseの後、同コースが免除になっている大多数の学生たちと合流して手続きを受けます。手続きとしては、入試段階で提出した資料(大学の卒業証明書やTOEFL/IELTSなど)の現物や、健康診断の結果をチェックするのみです。

 

さあ、ここから全員揃ってのMBA Journey の始まりです!

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住居について

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