1年(Full-Time MBAは実質11ヶ月、Nanyang-Waseda Double MBAは14ヶ月)という短期集中型のプログラムですが、約20の国々から集まる仲間と共に、グローバルリーダーになるための要素を徹底的に鍛えることができます。

フルタイムMBAは3つのトラック(General Management、Strategy & Innovation、Banking & Finance)の中からどれか1つを出願時に選択する必要がありますが、入学後に変更することも可能です。

なお、B&FとS&Iは履修できる選択科目があらかじめ限定される一方で、その選択科目がGeneral Management専攻者に対して優先的に履修できるようになっています。

 

プログラム構成

Full-time MBA

Nanyang MBAではtrimester制度を採用しており、 1 年は 3 学期に分けられております。各Trimesterの間で1~2週間の休暇(Recess)があります。学生はその間、MBAプログラムだけでなく、インターンシップや課外活動にも参加することになります。

オンラインコース

Harvard Business School Publishingが提供するオンラインコースを、入学までに各自のペースで学習します。アカウンティング、ファイナンス、統計、確率、ミクロ経済、ケーススタディの基礎など、MBAに必要な内容となっております。

英語クラス

英語のバックグラウンドがない学生を対象とした、3週間の集中英語コースです。内容はMBAに特化したものであり、個人プレゼン、グループでのケース分析・プレゼン、ネゴシエーションなどが含まれます。毎日かなりの量の宿題が出るためキツいのですが、MBA本コースに向けてよい準備ができます。

オンボーディングウィーク

英語ネイティブの学生らも加わり、MBA本コース前のオリエンテーションとして、外部の施設でのチームビルディングプログラムや教室でのプレ講義が行われます。最も盛り上がるのは最終日に行われる、国別のCross-Culturalプレゼンテーション。毎年日本人によるパフォーマンスの評判が良く、MBAオフィススタッフも含めて各方面から期待されているので決して手を抜けません。

Trimester1はコア科目のみで構成されます。例年は2つの大きなグループに分けられ、Trimester1と2のほぼすべての科目を通じて同じグループで授業を受けることになります。

コア科目

Accounting

Finance

全12回の講義で財務会計および管理会計の全体像がカバーされる。ケース分析をもとにしたグループプレゼンとグループレポートが一回ずつ課せられる。成績評価はMid TermとFinal Examのウェイトが大きい。

基本的なファイナンスの内容を網羅。NPVやIRRの計算に始まり、配当政策やオプション価格決定のトピックまでを取り扱う。グループレポートは何度か課されるので、そのたびに集まって準備が必要。最終日にはペーパーテストもあり。

Marketing

Analytics for Decision Making

メインはマーケティングのシミュレーションゲーム Markstrat を用いて、チームごとに各々のマーケティング戦略を競うパート。教授を社長に見立てて経営状態のサマリーを制作して提出することも内容に含まれる。

Excelを用いた統計的なマーケティング分析の基本を学ぶ。線形回帰分析やロジスティック回帰分析、アソシエーションルールなどを学ぶ。

Technology & E-Business

Strategy Project at Nanyang

"Business Professor of the Year"(EIU) に選ばれたこともある非常に優れた教授の授業で、MBAプログラム全体を通して1、2を争うほどの熱血講義。

実際の企業をクライアントにして、クライアントが抱える経営上の問題の解決に取り組む実践型のコンサルティングプロジェクト。5人程度の小グループごとにクライアント企業がそれぞれ割り当てられる。

LPG / Leadership

LPG / Negotiation

リーダーシップ論の基礎を学ぶ。個々人のリーダーシップや考え方にはそれぞれの特性や違いがあり、それらが優劣ではないことや補完的であることを体験的に学習することになる。

講義の度に別々の相手とペアを組み、お互いに相手が知らない情報を持った上で交渉を行う非常にアクティブなもの。毎回結果を考察する機会が与えられるが、初めのうちは全情報が揃っていた場合の最適解との違いに驚くだろう。

Trimester1とTrimester2の間(もしくはTrimester 2と3の間)の休暇を用いて、1週間ほどのBusiness Study Missionが行われます。これはシンガポールまたはそれ以外の国にクラスメートたちと赴き、その国の代表的な企業を歴訪し、その国に固有のビジネスの作法を学ぶというものです。

シンガポール以外の国としては、過去には、アルゼンチン、ミャンマー、ニュージーランド、南アフリカ、そして日本で実施されたこともあります。Nanyang MBA学生は、提示された国々の中から好きな国を選ぶことになります。

大変重要な学びの場であるとともに、シンガポールとは異なる環境でのクラスメートとのふれあいは、大切な経験になるでしょう。

Trimester2ではコア科目に加え、エレクティブ科目の受講が始まります。

エレクティブ科目は夜に行われる授業(Buona VistaにあるOne-Northキャンパスで行われます)と、Recess中や週末に集中的に行う授業があり、インターンで忙しい学生が計画的に履修できるように設定されています。

コア科目

Strategic Management

Corporate Governance and Ethics

ストラテジーの基礎を徹底的に叩き込む。外部分析、内部分析、業務レベル分析、企業レベル分析、競争の理論、協調戦略、M&A、コーポレートガバナンスなど、企業・業務の分析や戦略立案を一通り行うための道具立てが最低限揃えられる。

ビジネスの基礎として、そしてビジネスの推進剤としてのコーポレートガバナンスと倫理を学ぶ。参加者には授業ごとに複数のケースが配布され、そのすべてについて熟読した上で議論に参加することが求められる。多くの場合は明確な正解がないため、概念的な説明を必要とする場が増える。

Economics and Markets

LPG / Talent Management

マクロ経済の知識がある程度あることを前提として、70年代から現在に至るまでの経済の流れを取り扱う。オイルショックからプラザ合意、バブル崩壊などのイベントを経てサブプライム暴落に至るまでの国際市場の力学などがざっくりと理解できる。

組織が価値を高めるために、どのような人事戦略を構築するのかという点に焦点が置かれる。主に、様々なエクセレントカンパニーの人事戦略のケースをもとにしたディスカッションと、パワーポイントのスライドをもとにした講義とで構成される。

LPG / Cultural Intelligence

様々な国籍からなるチームで活躍するための異文化コミュニケーションについて学び、実際に文化の差異が関わるビジネス事例を取り上げ、グループでケースを1本執筆する。

Trimester3ではコア科目はOperationsのみとなり、エレクティブ科目履修がメインとなります。

また、MBA以外の授業を受講して単位に算入することも可能です。なお、中国語(孔子学院)を学べるクラスも無料で提供されますが、要卒単位には組み込まれません。

また、Nanyang-WasedaダブルMBAの学生はこの時期から東京へ舞台を移すことになります。

コア科目

Operations

このオペレーションズのモジュールでは、在庫管理、生産管理といったテーマを取り扱う。名前からすると工場にしか関係のしないもののように見えるかもしれないが、学んでいけば、身の回りのあらゆる業務が工場のメタファーで表現できる、オペレーションズそのものであると解るだろう。TOC理論のツボから、利益の最大化や待ち時間の最小化といった内容を、きちんの数式の上で理解できるようになる。

12ヶ月のプログラムを終えた後、提携校への交換留学、もしくはダブルディグリー制度により、学習期間を延長することが可能です。

交換留学の提携校は、世界各地の有力校に加え、2014年からSpainのIESE Business Schoolが加わるなど、魅力のある選択肢が幅広く用意されています。

期間は学校によって時期が多少異なりますが、だいたい3ヶ月程度になります。

そのほか、約2週間程度ののサマープログラムに参加するという選択肢もあります。

交換留学 選考プロセス

Trimester1終了時の10月下旬に、簡単な申請書にResumeとMotivation sheet(A4 1枚)を添えて応募します。第三希望まで選択することが可能です。

 

提携校によってNanyang MBAからの参加人数の枠が決められており(ほとんどの学校は1名または2名)、応募が集中した場合、Trimester1の成績、GMATのスコア、職務経験、Motivation sheetの内容、Class participation、Soft skill、Nanyang MBA officeによるインタビューなどによって決められています。

 

ノースウェスタン大学やシカゴ大学といった米国のランキング上位校への応募が集中する傾向にありますが、それ以外の学校であればすんなり決まることが多いようです。例年12月下旬から1月上旬頃に交換留学先が仮決定し、2月頃に正式に決定します。

スケジュール

Pre-term   6月下旬 - 7月中旬ごろ

Trimester1   7月下旬 - 10月下旬ごろ

Recess   Business Study Mission

Trimester2   11月 - 2月中旬ごろ

Trimester3   3月 - 5月中旬ごろ

Optional   交換留学・ダブルディグリー

Copyright (c) 2017 Nanyang MBA Unofficial Japanese Website All rights reserved