2018年度入学のNTU MBAは合計25か国から全88名で構成されています。
インド・中国出身がトップ2を占めますが、学校側もダイバーシティを1つの特色として出しているので、
この両国を合わせても全体の4割程度に抑えられています。
勤務地、職務経歴、年齢・性別、専門知識…少ない人数なのに、うまく考えているなーと感心します。

こんな環境でMBAプログラムを行っていますが、NTU MBAの特色の1つに、クラスへの積極的な貢献が求められていることでしょうか。私も入ってみて知ったのですが、必ずと言っていいほどParticipationが成績の一部を占めます。

今回は、特にその傾向が強いTechnology&e-Businessというコースを紹介したいと思います。

この授業は、世界一優れた授業を行う教授と認められたVijay Sethi教授によって行われます。
(Economist Intelligence Unitが主催する2013年Business Professor of the Year Awardを受賞)

講義はITとeビジネスに関連したケースをピックアップし、ケーススタディベースで授業を行います。
事前質問もありますが、その他にも様々なことを考えて準備をします。

この授業を受けて私が感動したことが3つあります。

  1. 資料はケースのみ。パワーポイントもなく、ホワイトボードへの書き込みも限定的。
    徹底的に学生が意見を出しながら進んでいく授業です。
    多様性に富んだクラスということもあり、自分の思いもつかなかった考えや意見が飛び交います。
    そして、それらを必死にキャッチアップして、自分も発言することでクラスに貢献していきます。

    自分たちの意見で結論に導かれていくからこそ、気づきも大きくなります。
    それほどメモも取っていないのに、理解度が非常に深い講座です。

  2. ビジネスに必要な理論とのつながりが分かる。
    しかし、自分の意見を言いたい放題ではありません。Vijay教授のファシリテーション力は素晴らしく、所々にマクロ経済やファイナンスとの繋がりが表れ、そこはやはりMBAの授業だと感じます。
    ケーススタディをもって、ITの代表企業が競争力をつけてきたポイントを体系的に学ぶことができます。
    10個以上のケーススタディを行うので、単純にその数だけのフレームワークを学習するイメージです。
  3. おもしろい。
    単純におもしろい。そしておもしろい。この授業だけでも学費の3割は価値あると個人的に思っています。

まだまだ授業を始めた直後ですが、環境が変わるといろいろな気づきがあります。